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2024年度学祭出展企画「あつまれまちづくりの杜

 東北大学では2024年10月25日から27日にかけて、第76回東北大学祭が開催され、としけんも昨年に引き続き教室企画に出展しました。その名も「あつまれまちづくりのもり! 今回はその出展の模様をお届けしていきたいと思います。


オリジナルまちづくり【新企画!】

理想のまちをつくれる!?

 まずご紹介するのは、今年度初の試みであり、目玉企画でもある「オリジナルまちづくり」です。仙台の地形を立体的に再現した模型の上に、来場者のみなさんが「ここにこんなのがあったらいいな…」と思うものを作っていくというこの企画。
 色紙を切り取ったものに建造物の名前などを書いて、理想の場所に貼ってもらいました。中には具体的なイラストを描いてくださったり、色紙で立体的な造形物を作ってくださったりした人もいました。建物に限らず、新たな交通網の誕生などもあり、みんなの理想が集まってまちが発展していく様子を見る面白さもある企画でした。

 ちなみにこの企画で用いた立体模型は、夏季休業期間中から部員で作り上げたものです。細かな地形まで再現するため、多くのパーツが必要となり、制作にはかなり時間がかかりました…

立体模型の制作過程

来場者のみなさんによって作られたもの

 ここでは、実際に来場者の方々が作って下さったものの一例をお見せしたいと思います!

川内キャンパス周辺
東北大生の理想がたくさん集まっている
青葉山キャンパス周辺も開発されていた
連坊駅付近に建てられた東京大学(川内キャンパス?)
付近の施設?も充実している
仙台大観音の隣に建造された巨大某ネズミ像
地下鉄?中山駅が開業しておりアクセスが良好になっているようだ
日本各地の名所が仙台に移転されてきている
その奥では秋保電鉄が開通している
泉中央付近 鉄道網が広がっている
さらに充実した仙台駅周辺

各日終了時点の比較

1日目
実際の仙台駅周辺や川内・青葉山キャンパス付近の開発が活発
2日目
2日目
建造物が増えていく
3日目
3日目
かなり発展が進んだ

ミドコロマップ

仙台の意外なミドコロがみつかる!?

 次に紹介するのは、昨年から継続の企画である「仙台ミドコロマップ」です。今年も来場者の方々が考える仙台(+仙台周辺)のミドコロをたくさん挙げていただきました。ミドコロだと思うスポットを地図上に落とし込み、さらにその説明やそこでのエピソードを寄せてもらいました。

 実家、美味しい飲食店、絶景スポットなど、スポットの種類は様々。特に、長らく仙台に住んでいる方々からは、私達も知らないような興味深いスポットを挙げてくださいました。
 また、来場者の中には仙台に初めて来たという人もいましたが、他の人が挙げていたミドコロを見て、「この後行ってみない?」と一緒に来ていた方と話していた場面もありました。ミドコロマップが行程の参考になったようで良かったです。

ミドコロマップデジタル版 制作予定!

 今回出来上がったミドコロマップは昨年同様、デジタル化して公開する予定です。もう少し先にはなりますがお楽しみに!(この記事にもリンクを載せる予定です)

 待ち遠しいという方、ぜひ昨年度のミドコロマップもご覧ください!
昨年度のミドコロマップ(デジタル版)はこちら

https://www.google.com/maps/d/u/0/viewer?mid=10GDvwRF_rQfQLfZB60jBmUK92p1A5tk&ll=38.28412099237816%2C140.99643105351564&z=10
今年度制作したものではありません。ご注意ください。

ポストカード展示・販売

としけんオリジナルのポストカード!

ポストカード販売コーナー

 昨年度好評だったポストカード販売も引き続き行いました。今年販売したのは、仙台駅西、東西線、定義、日和山、東照宮の5種類。いずれも写真撮影に精通したとしけん部員が、現地で実際に撮影したものです。裏面には部員による解説文もついています。

 今年は去年よりも多くの方々にご購入いただきました!ありがとうございます!特に人気だったものは東西線と東照宮の2種類。東西線に地下鉄の車両が入っているのは勿論ですが、実は東照宮のポストカードにも仙山線の車両が入っており、こうした風景に心を惹かれた方が多かったようです。

おわりに

 壮大な新企画を計画したということもあり、としけん部員もどうなるかわからないまま学祭を迎えましたが、当日は年代を問わず多くの方々に楽しんでいただくことができました。ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!
 来年も皆さんに楽しんでいただける企画をお届けできるよう、精一杯準備してまいりますので、お楽しみに!

ずんだもん:最後まで記事を読んでくれてありがとうなのだ!
最後まで記事を読んでくれてありがとうなのだ!

文責:東北大学都市・まちづくり研究会1年 工藤


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