2022/11/27 女川FW 前編
こんにちは!
としけん(東北大学 都市・まちづくり研究会)のブログにアクセスいただきありがとうございます!
今回のブログは、2022年11月27日に行われた女川FW(フィールドワーク)についてご紹介しようと思います。
(初めてブログを書くので、拙い文章で申し訳ないですが、何卒ご了承いただければと思います。)
女川駅に午前11時に現地集合ということで、仙台駅 9時25分発 石巻行きの特別快速仙石東北ラインに乗車しました。
ちなみに、「仙石東北ライン」って耳馴染みのない方もいらっしゃるとは思いますが、仙台駅と石巻駅を東北本線と仙石線経由で結ぶ路線です。
仙台駅から松島駅まで東北本線、松島駅から高城町駅まで接続線、高城町駅から石巻駅まで仙石線を走行します。
複数の路線を跨ぐルートってなかなか面白いですよね!
仙石東北ラインについて深掘りしたいところですが、今回の主題から離れてしまうのでここら辺にしておきます。
気になった方は良ければ詳しく調べてみてください!
仙石線の陸前大塚駅や石巻線の沢田駅のあたりでは、列車が海岸線の隣を走行するため、車窓から海が見えます。
きれいな景色を観られてテンションが上がりますね!
石巻駅で一旦乗り換えした後、女川駅に無事到着しました!
さて、ここで大事なお知らせです。
女川駅は自動改札がないため、交通系ICカード(Suicaやicsca)を利用することができません。
交通系ICで改札内に入ってしまった方は現金での精算になります。
この罠(?)に引っかかってしまったとしけんメンバーが複数名いますので、これから女川に行かれる方は二の舞を演じないよう、十分注意してくださいね。
さて、私は女川を複数回訪れたことがありますが、幾度見ても女川駅は素晴らしい建築物だと感じます。
復興に向かって羽ばたいてほしいという想いを込めて、鳥が翼を広げた姿をイメージして屋根をデザインしたらしいです。
白い屋根がシンボリックで本当にかっこいいデザインですよね。
個人的には、後方の山の稜線と白い屋根が同じ形をしているのも、すごい気に入っているポイントです。(丁度いい写真が見当たりませんでした。)
女川駅は、坂茂さんという世界的に有名な建築家が設計しました。
坂茂さんが設計した建築物といえば、「成城大学情報図書館」「富士山世界遺産センター」「紙の教会」など、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
私はそのうち鶴岡市にある「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(ショウナイ ホテル スイデンテラス)」にぜひ宿泊したいなぁ~と最近思っています。
坂茂さんをご存じない方向けに、公式ホームページをここに貼り付けておこうと思います。
ついでに「スイデンテラス」も。
女川駅の2階には「女川温泉ゆぽっぽ」があります。
今回のフィールドワークでは、温泉には入りませんでしたが、いつかは入ってみたいですね。
温泉を利用するのには大人1人500円ほどかかりますが、1階にある足湯や3階の展望デッキは誰でも利用することができます!
常日頃から金欠の学生には嬉しいですね!
展望デッキからは、「シンボル空間」をよく見渡すことができ、絶景でした。
説明をし忘れておりましたが、今回のフィールドワークでは、以下の2つの視点から街歩きをしてきました。
①駅前から湾にかけてのシンボル空間
②住宅地の中のシンボル軸(眺望軸と眺望点)
ところで、「シンボル空間」ってなんだ?って人もいると思います。
女川町震災復興事業における「シンボル空間」とは、再開された女川駅と駅前広場をはじめ、この広場から海へと伸びる幅15m・延長約300mのプロムナード、女川湾に接したメモリアル公園と観光交流エリアのことをまとめてそう呼んでいるらしいです。
簡単に言うと、女川駅から女川湾までの空間でしょうか。(大雑把)
このプロムナードを主軸に、両側には商店街「シーパルピア」や「まちなか交流館」が建ち並んでいます。
このプロムナードのレンガみちもそうですが、中庭にもレンガが敷き詰められ、回遊性が自然に生まれ、商店街としての一体感が現れています。
また、商店街の建物の素材や色合いのデザインは統一感があって、心が安らぎ、何度でも訪れたくなってしまいます。
女川駅から直線的に女川の海まで繋がっていて、駅を下りたら海が見え、商店街を歩いても海が見え、振り返ったら駅が見える。
私の語彙力では上手く表現するのができないほど、とてもいい空間ですね。
シンボル空間について詳しく載っているPDFを見つけたので、よかったらどうぞ。
https://www.toshicon.or.jp/wp/wp-content/uploads/2019/04/h30-tyuuou.pdf
さて、そろそろお腹がすきましたね。
フィールドワークをする前に腹拵えをしようと思います。
今回ランチを頂いたのは、先ほど紹介した商店街「シーパルピア」のなかに店を構える「お魚いちば おかせい 女川本店」さんです。
店外にはテラス席があり、そこから海が眺められる絶好のロケーションでした。
私は、1500円の女川丼を注文しました!
様々な種類の海の幸を楽しむことができ、大満足の女川丼でした。
お腹も満たされたところで、そろそろ住宅地の方面に歩いて行きたいところですが、今回のブログはこのへんにしておこうと思います。
次回は、「2022/11/27 女川FW 後編」と題して、女川町の住宅街のなかにあるシンボル軸(眺望軸)を巡って行きたいと思います。
フィールドワークの途中で、結構ハードなアスレチックにも挑戦したので、お楽しみに!
(文責:N.K)