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ノート術を開発する

今日はノート術について書きます。

私は今まで何度もノートを書いては数ページで止めということを嫌というほど繰り返してきました。

ほとほと自分でもうんざりするほどです。
インターネットが発達し始めてからは、紙のノートが悪かったのだと思い、デジタルなツールに期待を寄せいろいろ試してみました。

紙のノートでも、デジタルツールでも結果は一緒でした。
どれもこれも中途半端なまま。

どうしても自分にしっくりくる「記録」の仕方が見つかりません。

書いては止め、書いては止め。ずっとこの繰り返し。
最近までは、書かないことが続いていました。

書くことと向き合うことをやめるところでした。
しかし今一度、書くことと向き合ってみたいと思うのです。

書くことと向き合うことは、
自分と向き合うことと一緒です。


もっと自分に関心をもって
自分の過去を、自分の現在を、自分の未来のことを
書いてみようと思います。


人生ってシンプルだけどなかなかうまくいかないなと常々思います。
私と同じように思っている人も多いのではないでしょうか。
そしてこの人生が思うようにうまく行かないことと、「書く」ことを続けられないことの本質は一緒なのではないかと思うのです。

その本質とは何かについて自分が現在たどり着いた答えは、
自分に合ったやり方をするということです。

「上手くいくまで続けること」
「成功するまでやり続けること」

このようなことはずいぶん前から言われています。

では続けるためにはどうしたらいいのかという問いに対する私の答えが、
自分に合ったやり方をするということです。

そして自分に合ったとは、少なくとも2つの視点からアプローチする必要があると思っています。

1つは

自分のタイプ

自分は話すのが得意なのか
書くのが得意なのか
感情を使うのがうまいのか
論理的に考えるのが得意なのか

といったものです。

そしてもう1つは

自分の段階

これは私も含め多くの人が見落としていた視点ではないかと思うのです。
自分のタイプに合わせたことをやっても、自分の現在の段階に合ったことをしていなければ上手く行かないとしたらどうでしょう?

今まで何度やっても上手く行かなかったことが、
この視点に隠されていたとしたらどうでしょう?

今までやってきた努力が無駄に思えてがっかりしますか?

私はこのことに気がついたことで、また書くことに向き合おうと思えたのです。ひょっとするとこの視点を持って取り組むことで、今度こそ上手くいくのではないか?続けることができるのではないか?と希望がもてたからです。

このことに気づき私はブログを始めることにしました。
今まで抵抗があった匿名でのブログを書くことにしたのです。

少し説明が必要かもしれないで補足しますね。
段階の分かりやすい話は日本の伝統芸能などで使われている

「守破離」です。

守破離とは、その流派の型を会得するために、

まず守り型を身につける段階
次に型を破り応用する段階
そして最後に型を離れ自分の型を創る段階

の3段階になっています。

社会人になって新人のころ、「自分なり」なんかいらないとよく怒られました。同じような経験をした人も多いかもしれません。

守破離の守の段階では、自分なりはいらないということです。
基本を守り、型を守り、地力をつけていくという段階ですね。

そして大切なことは、この守の段階を終えたら次は破の段階だということです。

守が自分なりをなくすことを求めているとすると、
破は自分なりを出していくことが求められます。

お気づきかもしれませんが段階が変わると
やるべきことが180度変わってしまうのです。

これはとてつもなく恐ろしいことでもあると同時に
とてつもなく希望が持てることです。

だって、今まで上手く行かなかった大変なことを続けなくても上手くいく可能性があるということですから。

前振りが長くなりましたが、私の場合、一度社会人としてそこそこ評価され勘違いしていたことで、正々堂々と自分の名前で発信したいというプライドが強くなっていたのだと思います。
匿名での発信なんかしたくないとずっとモヤモヤしていたのです。

そんなことを思っている内に時間はどんどん過ぎていき、
発信できないことがさらにモヤモヤを生み出していく悪いサイクルに入っていました。

改めて自分の段階を見つめてみました。

今、上手く行っていないなら最初から始めればいいじゃないか。
そう自然に思うことができました。

吐き出すことができずに、発信することができずにモヤモヤしている段階なら、匿名でもいいから発信してみたらいいじゃないか。

そう思ったのです。

そういう段階なのだと受け止めることにしました。

なのでしばらくはこのスタイルで実況中継型のブログを発信してみようと思います。

ノートの話から大分逸れてきてしまいましたが、そんな発信を中心にして、自分の段階とタイプにあった「記録」の取り方を開発してみようと思います。


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