絶対に失敗すると最初から諦めてはいけないけれど、失敗する前提で挑戦する
こんばんは。合同会社ほしのやのゼンイツです。
今日は、アイデアと挑戦と失敗について、考えてみます。
みなさんは、「これは良いアイデアだ!」と思いついて、それが現実になったことは、どのくらいあるでしょうか。
実は、そこまで多くないと感じる方も、いらっしゃると思います。
実際に、ビジネスの世界でも、やはり1発で成功するケースの方が少なく、みんな試行錯誤の連続の様です。
そもそも、「これはうまくいきそうだ!よし、挑戦してみよう!」と思えるアイデアを生み出すのも、簡単な事ではありませんよね。
今日はそんな疑問に答えてくれる書籍を見つけたので、ご紹介します。
「けんすうさんが激推し!」というタイトルでやられました。
こちらの書籍は2003年に出版され、長い間売れ続けている本だそうですので、既に読まれた方もいらっしゃるかもしれません。
様々なメディアを通じ、多くの方々の悩みに答えたり、課題解決のお手伝いをされているインフルエンサーのけんすうさんが激推しだという書籍だったので、気になってしまい買いましたが、とても面白い本です。
書いてある内容としては、
-アイデアとは、どの様に出すのか。具体的な「アイデアの出し方」について
-アイデアに必要な情報の「具体的な集め方」について
-アイデアを形に変えるための手順・やるべき事について
-アイデアが生まれない時の壁の乗り越え方について
などなどです。
具体的なケーススタディも含めて書かれているので、とても親切な構成になっています。
例えば、「社長から創立15周年記念に、地域の子供を絡めた良い感じのイベントを企画してくれ!」というざっくりした依頼を受けた場合、など、具体的な条件設定からケースステディをしていく中で、アイデアの膨らませ方から、具体的な企画書までの落とし込み方を示していて、とても勉強になります。おススメです!
個人的には、けんすうさんの「考具の使い方」もおすすめ
この書籍には、付録として10ページくらいのけんすうさんへのインタビュー記事も、挟まれており、ここにもたくさんの学びがあります。
特に印象的だったのが、「起業して成功するのは、日本でもアメリカでも15%程度と言われているので、5回か6回に1回ぐらいしか当たらない、ということ」というけんすうさんのお話です。
このお話の中で、アイデアは「量」が大切で、うまくいかないものがあって当たり前。それよりも、失敗する起業家は1回のチャレンジでうまくいかずに諦めてやめてしまう人が多い、とおっしゃっています。
さらに話を展開し、失敗との向き合い方についても話されています。
失敗を引きずり、挑戦することを諦めてしまい、毎日を楽しく過ごせなくなると、心の健康を崩すことがある。心の健康を崩してしまうと、数年間引きずる場合もあるので、これは体の健康を崩すよりも回復までに時間がかかり、リスクが大きい。といった趣旨のお話でした。
これには、ハッとさせられるものがあります。
失敗しても、戻って違う道を探せばいいい話なので、こちらの方がよっぽどリスクは小さい。つまり、少し広めに解釈すると、「1度失敗して諦めてしまう精神的ダメージより、何かを学びながら失敗し続ける方が、ダメージは断然少ない」、というお話です。
この書籍と、けんすうさんのインタビュー記事は、挑戦しているけれどなかなか結果に繋がっていないひと、これから挑戦しようと思っているけどなかなかはじめの一歩が踏み出せない方々には、とてもおすすめの本だと感じました。
わたしも、心に刺さる言葉をたくさん頂きました!
またおかげで明日から元気に頑張れそうです♪
今日も最後までお読みいただき有難うございました!
素敵な夜をお過ごしください(^^♪