7/24(日)「GDS019 大規模通信障害が招く社会インフラの崩壊」開催
2022年7月24日(日)、「Global Digicon Salon 019_大規模通信障害が招く社会インフラの崩壊〜緊急通報もIoTもこのままでは危ない!」を開催しました。
こちらが当日の記録映像です。
最初にモデレータの髙木利弘が、今回取り上げるテーマを列挙し、KDDIの大規模通信障害でどのような障害が発生したのか、ウクライナ侵攻で明らかになった通信インフラの安全保障の課題、個人はどう対応したらいいのかなどについて解説。次に、元『日経パソコン/日経MAC』編集長の林伸夫さんが、KDDIの対応の問題点やSMS認証の問題点、米国の先進的な緊急通報システムNG911などを紹介しました。続いて、IIJ堂前清隆さんが、インターネット網と携帯電話網の違いや緊急通報の仕組みなどを紹介。インフォシティ岩浪剛太さんが、ローカル5Gやbeyond5G/6Gの宇宙系の取り組みなどを紹介した後、国立研究開発法人情報通信研究機構の伊東寛さんが、フェイルセイフな未来通信網の在り方について安全保障の観点から論じ、海底ケーブル網の強化や、メッシュネットワークの必要性などを指摘しました。その後、パネルディスカッション、質疑応答を通じて、今回の大規模通信障害の全容と解決策について、他に類例がないほど総合的に明らかにすることができました。
これまでのGlobal Digicon Salonの記録はこちらにあります。
■ITday Japan