ロイヤルホテルを観る
オーストラリアを舞台にしたワーキングホリデーにやってきた女性2人が、男尊女卑の古い価値観の鉱物はっくかを生業としていれ町のバフでの仕事をあてがわれる,というところから物語が始まります。
ミステリーチックなところもあるのですが、感想を言えば、テルマアンドルイーズの劣化版、ということではないかと思います。
この話も簡単に言ってしまえば、男性至上主義的な考え方に嫌悪感を示した女性が反乱を起こす、みたいな物語です。テルマアンドルイーズと一緒です。
シチュエーションは違います。設定も違います。主人公の女の子2人を今っぽくしているのかもしれないのですが、キャラクターがイマイチ見えてこない部分あります。金髪のコの方が船で登場した際には尻軽にも見えました。まあ、彼女の方がモテるというところの表現なのかもしれませんが、身持ちが堅いようには見えないと思うのです。
ロイヤルホテルについて、俗物的な男たちに嫌悪感を抱くところで、そんなキャラだっけ?と私は思ってしまいました。また、もう一人はモテない設定なんだと思うのですが、だったらもう少し個性的な顔立ちの女優さんをキャスティングした方がよかったと思いました。女性として雑に扱われているのが、なぜそこまで?的な感じに見えたのです。
たぶん,女性が2人いて可愛い方だけチヤホヤされ、それに対してチヤホヤされない方が男性に鈍感に振る舞うことは実社会でもよく見る場面ですが、このキャスティングだとそこまで差をつけないだろうと思ってしまいます。
そうするとモテないコがモテる側へ嫉妬するとかそういうのもわかりやすくなるのだて思います。
こんなことを書いていてふと思ったのですが、海外の人なんかには、あのキャスティングがじつはわかりやすいものだったりするのでしょうか。だとすると、ちょっと凹みます。
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