負けヒロインが多過ぎるは、どうやら覇権だったっぽい
今年の夏クールアニメ、負けヒロインが多過ぎるは、放送が終わってから、どうも覇権だったっぽい情報が、何やら聞こえてくるようになりました。
どうもこのアニメが化によって原作小説の売り上げが一気に伸びたようですぬ。
しかし、例えば、鬼滅の刃の盛り上がったときにも思ったのですが、1クールだけではなかなか原作への売り上げに放映中に反応するとか,そういう事態にはなかなかなりにくいのかもしれません。どうしてもタイムラグが生じるようです。まあ、考えてみればその理由もわからなくはありません。一話が例えすごく良かったとしてもなかなかいきなり原作本に手を出すかと言えば、なかなかそういうわけでもないと思います。ある程度、観てから購入すると思うのです。それを考えれば、例えば、本屋の現場などでどれくらい売れている、とか実感できる人の感覚が一番正しいのかもしれません。
それに、実際、鬼滅の刃だって世間的な反応が目に見えてきたのは2クール目からでしたし。
ただ2クールで話を続けられる量の原作を持ちながら、アニメが覇権ポジションまでくるのはなかなか難しいところではあると思うのですが。
負けヒロインは放映中のときには、希望的観測も含め覇権アニメになるのでは?と予想したものの放送終了後にあまり話題になっている様子もなかったので、覇権の予想は外れたのではないかという文章まで書きました。それなのに、その後しばらくして単行本の売り上げが爆上がりだとか評価されてる的な話が出てきたのです。そして、外堀から覇権になっていく感じがジワジワと出てきたのです。今年、テレビアニメで一番の話題作になったかもしれません。そんな気さえします。
負けヒロインが多過ぎる は,基本、うまくいかないとこがいいと思うのですが、それがかなりの範囲で共感を得たというのは面白いですね。今の,時代をすごく現しているような気がします。