中学生サッカー緊急事態
ウチの息子は中学2年で、夏に先輩が抜け秋季大会が始まりました。
そしてこの週末、サッカーの公式試合があったのですが、それが大変な事態になってしまったのです。
その一週前の週末、息子の学校で学園祭がありました。息子のクラスで行われたワークショップも大好評で二日間で500名を超える参加者が訪れました。そんな感じで、大盛況のまま学園祭は終了したのですが、その翌日の夜辺りから息子は高熱を発症したのです。
たくさんの人が訪れた学園祭の後だけに誰かからコロナウイルスでももらったか?とも思ったのですが、そうなると週末に控えたサッカーの公式大会にでれるかどうなるかが気になりました。
息子のサッカー部は決して強くはないのですが、次の対戦校は前回試合をして惜敗した学校が5点差以上を付けて大勝した学校だっただけに、次こそは勝てると盛り上がっていたのです。
ところが息子は高熱,翌朝にも熱は引かず、病院に行くとコロナではなくインフルエンザと診断されました。息子はせっかくの学園祭の代休中インフルエンザと戦いながら寝て過ごすことになったのです。
それだけでなくインフルエンザの特性上、発症から5日間は学校等には行ってはいけないということで、サッカー大会の出場が絶望的になったのです。息子のサッカー部は強くないだけでなく部員数も少なく、12名。1人休めば交代選手がいなくなります。ただ中学生のサッカーは例えば10名しかいなくても10名で戦うのです。まあ、勝てる確率は減りますが、部員数の少ない学校への配慮なのでしょう。
しかし、7名以下になると失格なのだそうです。さすがに7名では勝てないと思いますが、8名でも3人差、よほどの実力がないと勝てるとは思えません。
さて息子は出れなくて11名ギリギリになったサッカー部ですが、さらに同じクラスのサッカー部員も高熱が出たと言う情報が。さらに代休明けにはもう1人出て、二年生はなんと登校日の一時限目には週末までに学年閉鎖が決定、程なくして1年生も学年閉鎖という異常事態。
せっかく勝てそうな試合でしたが、不戦敗が濃厚になってきました。仮に戦えたとしても恐らく8名がやっとという状況でした。
ただ、当日参加できる人間が8名いれば試合には参加するということで当日を迎えました。
息子の学校はギリギリ8名の参加、しかしなんと相手の学校もインフルエンザが猛威をふるったのか9名のみの出場というサッカーの公式戦とは思えない少人数の戦いながら、技術に勝る息子の学校が辛くも勝ちを拾いました。
まあ、この時期にインフルエンザの流行なんて異常事態ですが、8対9で公式戦が成立することに少々ビビりました。
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