ゴールドプレイの新作日本盤について

10月に出るコールドプレイの新作ムーンミュージックの発売が10月4日に決定しましたが、輸入盤の国内盤仕様でも発売されるそうです。
でも、と書かれてあったので日本盤も発売されるのだと思うのですが、輸入盤の国内盤仕様ということは日本国内でプレスをしないということです。
マイナーなアーティストでは今までもよくあった形態ではあるのですが、CDは採算分岐点を超えるとすごく利益率の高かった商品ですが、盤やジャケットの一式を増刷するのに一定のコストがかかってしまいます。
大量生産できない場合、その財産分岐点を超えてから利益になっていく売れ枚数があまり見込めないと利益率もひくくなるので、それならあらかじめ出来上がったものを購入して、それに日本仕様の歌詞カードやら解説を入れた方がリスクが低く抑えられる、ということでマイナーなアーティストや弱小インディーズレーベルが行って、小規模ながら良質なアーティストを紹介していたのです。
ただ、コールドプレイは今や世界最高峰のセールスを誇るロックバンドです。それが日本では、そんな弱小レーベルが取るようなセールス戦略を世界を代表するロックバンドに対して行おうというのは、ちょっと衝撃でした。
いくら日本で洋楽が売れなくなったとは言え,それはちょっとプライドが無さすぎだと思うのです。
ただ、コールドプレイは環境問題に意識的でプラスチックゴミの再利用でアナログを作るなどの活動もしているので、CDにもそういう廃棄物再利用などが絡んでいる可能性もあるので、それを日本でもその工程を、とかなると難しいので、輸入盤の国内仕様も仕方なしかとは思うのです。そうであることを祈ります。
いくら洋楽冬の時代とは言っても、そこはなんとか頑張ってほしいものです。

いいなと思ったら応援しよう!