魔改造の夜で脚立が走る

魔改造の夜が今月も放送されました。
前回のビニール傘よりは今までの改造に近い気もしますが、今回も電気製品ではありませんでした。
今回は脚立です。脚立を稼働させて25メートルを走らせるといもの。今回は費用は10万円でタイヤも使っていい、という条件。今回は久々に,学校,中小企業、大企業の並びです。学校枠は私立の大阪工業大学、先生と生徒の連合チームです。魔改造を授業として取り組むのは凄く楽しそうだし、授業としてかなり有益なものになるような気がします。中小企業は九州の農機具メーカーのオーレック。この会社は私はまったく知りませんが農機具メーカーとしては有名な会社のようです。大企業は日本の誇るグローバル企業村田製作所。この三チームがいかに脚立を走らせるのか?大工大は脚立を左右に開きインラインスケートの要領でタイヤを走らせます。ただ、脚立を左右に開ける仕組みを横に付けたために真っ直ぐ走らせるために工夫をすることが必要になりました。次にオーレックはシャクトリムシ方式で制作されました。開閉の幅を短く小刻みに開閉することで速くするのか、幅を広くすることで勢いをつけて素早く前進するかを試作で試し、幅を広くすることで制作されました。村田製作所は、大工大と同じくインラインスケートの方向で制作されました。ただ、大工大と異なるのは開閉の仕組みを真ん中に作っていました。そのことで走りを安定させてスピードを上げました。
初回、大工大は仕組みによるバランスの悪さが仇になって失格になったのですが、2回目には見事調整し、いいタイムを出しました。
優勝したのは村田製作所でしたが、シャクトリムシ型よりインラインスケート型の方が速く走らせる仕組みだったというのは、村田製作所と大工大のタイムが共に8秒台でしたが、オーレックのタイムが最初10秒台、2回目は12秒台というタイムから明らかだと思います。
結果的には大企業の勝利でしたが大工大の健闘やオーレックの活躍で、今回の夜会も楽しいものとなりました。

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