ドラゴンボールDAIMAの主題歌は違和感しかない

よく日本のアーティストが洋楽に影響されてるとかありますが、英語と日本語はそのアクセントの置き方やイントネーションも含めて違います。そのため、日本語を何も考えずに洋楽サウンドに乗せてしまうと、何とも言えない違和感を醸し出します。
洋楽テイストを感じさせるそう言ったアーティストは、そのアーティストなりに洋楽を日本人の耳に合うようにいろいろな工夫をしていたりするのです。その努力のお陰で、洋楽風味を残しつつもいい感じでバランスを取って成り立っている作品を作り上げています。
おかげで洋楽テイストをうまく日本人の耳に合う形で聴くことができるのですが、そのパランスはやはり洋楽のものとは異なっていて、昨今、世界で注目を浴びるシティポップの独自性につながっていたりします。
その反対に日本語の特色を無視したような形で日本語を乗せた洋楽テイストの作品というのは、言葉とメロディがうまく噛み合ってないような形でなんとなく違和感が感じられるのです。
そんな作品を聴いてみたいと思った人はぜひ、ドラゴンボールDAIMAの主題歌をぜひ聴いてみていただきたい。
オープニングでもエンディングでもどちらでもかまいません。きっと違和感を感じていただけると思います。別々の曲ですが、どちらの曲も海外の有名トラックメーカーが手がけています。
手がけたのはゼッド、ドイツ人のトラックメイカーでレディガガやアリアナグランデなんかのトラックを作り,自らのアルバムでも大ヒットを飛ばすミュージシャン,プロデューサーです。
彼が主題歌を手がけることになったのもドラゴンボールが世界的大ヒットコンテンツになったからでしょう。
ただ、当然ですがゼッドは日本人ではないですし、恐らく日本語も話せない。日本語を音としてしか聴いていないので、こういう違和感を生み出す作品を作り出したのだと思います。
正直,私は全好きな楽曲てはありませんが、なかなか面白い作品だと思います。

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