守備の基本

守備時の15の振る舞い(ドイツ4部U19)

こんにちは!
久しぶりに、noteの更新を…!
今後はサークル活動もやっていく予定ですので、是非ご協力よろしくお願いします!
サークルでは、ドイツでのライセンス取得の過程や、学んだ事の共有、ドイツサッカーに関する情報や、トレーニングの紹介等を主に行う予定です!
ドイツのプロライセンス取得の過程を覗きたい方、応援してくださる方、ご自身も同様にライセンス取得を目標にされていて情報を探している方、海外サッカーの現場や理論に興味のある方、ご参加よろしくお願いします!
恐らく公開の記事はこれが最後になるかなと。

ベース

守備のベースとして、
①ボール主導の守備(ペナ内はマンツーマン)
②ゾーン2でのプレッシング、状況に応じてゾーン3でのボール奪取
③1−4−5−1のシステムでのオーガナイズ

というのが用意されています。
15の振る舞いに関しては、上記のベースを基に行われるものです。

画像1

15の振る舞い

上記のベースから、具体的にどの様に守備を行い、何を意識するのか。
15の項目を監督から教わりました(これは不変の物では無く、ベースなので、試合によって変化することもありますし、勿論同じフォーメーションでもチームによって振る舞いは異なります)
・相手の分析:どのCBが穴になるのか(ビルドアップの能力、利き足)
・予測する:次に何が起こるかをピッチの配置、状況から読み取る
・全員が一つの組織として守備を行う:サボらない
・狭く、コンパクトに距離を保つ(縦横10m):ポストやPAライン等ガイド
・中から外に守備をし、ゴールと相手の間にポジションを取る
・相手に対して時間とスペースへ圧を掛けられる場所に立つ
・間へのパスを防ぐ
・プレスの開始:プレスターゲットに入るorクローズな状態
・相手を誘導する:SBは相手を外へ、SHは逆足へ
・挟み撃ちにする:SB−SH、CH−FW、CBーCHやSB−CB、SH−CHで
・逆サイドのカバーと守備の三角形の形成
・ロングボールへの準備
・1:1に勝つ:ファウルなしでの強い圧
・コーチング:前後左右の関係の中で(より見えている側が声を掛ける)
・攻撃時の漏斗型の配置とそこから成るロスト時のゲーゲンプレス

守備の基本

まとめ

こんな感じの意識を持ってプレーしています!
ドイツのサッカーの教科書に載ってる事がベースですね。
前半戦は1−4−5−1でのプレーでしたが、後半戦は守備時は中盤が1列になる形を採用する様です。
これまでも、上のリーグの相手と試合する時などはこの形を採る事がありましたが、今後のポカールを見据えて、守備の向上を図っているのではないかなと思われます。
勉強になりますし、復習になります。
そして、この規律をどの様にチームに落とし込んでいくのかが、監督の手腕と言えるのかなと。
サークルではこうした話や、実際の試合の映像を用いての解説や、試合の為に実施したトレーニングの内容等、より詳しく紹介していければと思います!
ドイツと日本の指導や考え方の比較をするのは非常に面白いと思います。
決してドイツの方が優れているわけでも無く、日本が遅れているという訳でも無いです。だからこそ、広く知る事で、生かせることはたくさんあると思います!
興味を持って頂いた方は、是非サークルへの加入をお願いします!(本格的な活動は4月からを予定)
質問等があれば、是非Twitter等にお問い合わせください!

引き続き、泥臭くチャレンジしていきますので、よろしくお願いします!

サポートして頂いた費用は、現地での練習・試合視察の費用に活用させていただきます!よろしくお願いします!