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ビルドアップ考察①

はじめに

お久しぶりです。
毎日ドイツ語と格闘し続けているTOSHIです。笑
今回からは、
ビルドアップに関して、
個人的な解釈で定義し、
その中身を紐解いていきたいと思います。
なぜこの様な事をするのかというと、
現状でのドイツにおけるサッカーの活動を通して、
チームがボールを保持して攻撃する事を志向する事もあり、
相手のプレッシングへの対処について頭を悩ませる日々が続いており、
今の自分の持つ感覚でまとめて頭を整理し、
1年後、あるいは数年後に振り返った際に考え方の変化を確認する材料として残しておく為です。

そもそもビルドアップってどのシーンを指す?(出発点)

まず第一に出発点として、何をビルドアップとして定義するか。
これは人によって様々だと思いますが、個人的には攻守において最もビルドアップに対する意図が色濃く出るのはGKからのゴールキックなのかなと。
近年のルール変更もあり、以前にもましてこのセットプレーは重要度を増していると日々感じています。アマチュアの試合や育成年代の試合であろうと、プロの試合であろうとそこは一貫しているのかなと。
自陣からの攻撃や、その他もろもろ解釈の仕方は無数にあると思いますが、
個人的な定義としてビルドアップの出発点はゴールキック(あるいは自陣深い位置でのマイボールでのフリーキックも場合によっては)としています。
試合展開により、一概には言えませんが、
試合の中ではスローインに次ぐ頻出度のセットプレーになると思います。

出発点:ゴールキック(あるいは自陣深い位置でのマイボールでのフリーキックも場合によっては)

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ビルドアップの目的地って?

次いで、どこまでをビルドアップとして定義するのかという所ですね。
ここも色々な書籍や指導者の方によって定義が異なる部分なのかなと。
第一プレッシャーラインを越えるまでなのか、
相手陣内に侵入するまでなのか、
前線の選手にボールを送り届けるまでなのか…等々、
色々あると思うのですが、
個人的に今回は、自分が現場でチームに携わっている中で、
試合中ゴールキックから局面が一つ進んだと感じる状況を、
ビルドアップの目的地としたいと思います。
中々線引きは難しいところではあるのですが…
ゴールキックから、第一プレッシャーラインを越えた(或いは1stタッチで超えられる)状態で攻撃側の選手がボールを受けた(受ける)状況を、ビルドアップの目的地と定義したいと思います。

目的地 第一プレッシャーラインを越えた(或いは1stタッチで超えられる)状態で攻撃側の選手がボールを受けた(受ける)状況

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賛否両論あると思いますが、個人的な定義としてのビルドアップは現状上記の出発店と目的地としています。

終わりに

これが正解という事や、これ以外は間違いといった類のものでは無く、
個人的に試合の流れやチームを分析する中で、一番しっくりくる現状でのビルドアップの捉え方になっています。(じゃあその他の状況はどう定義していくのか?という部分に関しても今後機会を見つけて紹介できれば良いなと…)

今回はビルドアップの個人的な定義付けについてご紹介させて頂きました。
次回は実際に試合で直面した状況の紹介や、現状でビルドアップの目的を達成する為にポイントになると感じている部分について紹介させて頂ければと思います!

ご覧いただきありがとうございました!

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