学歴なし未経験の自分がIT業界で勝負できた理由
今回は、自分がバイブルとしている本の紹介と実際の体験談を書かせて頂きます。
1,『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』のご紹介
元マイクロソフト、伝説のプログラマー中島 聡さんが書いたこちらの本は仕事においての時間術と人生においての時間の使い方を学べる書籍となっております。
ざっくりと本の概要を説明をすると、本書で紹介している著者の時間術『ロケットスタート時間術』(2:8の法則)の概要と生み出された過程、さらに著者がこの時間術を駆使して本国、アメリカのマイクロソフトで優秀なエンジニアがゴロゴロといる中で、著者が生み出した唯一無二の功績を綴っている。また、明日から実践できるようにかなり噛み砕いて実践方法も詳しく提案している。
2,実際の体験談
本書を知るきっかけとなったのは、Voicyという音声アプリを聴いていた時にたまたま、著者のチャンネルを聴いてこの『ロケットスタート時間術』の概要の少しを聞いたのがきっかけだった。その概要を聞いた時に自分の中に衝撃が走ったのは今でも覚えている。なにせ自分は夏休みの宿題が終わらなかかった過去を持っていたからだ。
全体の8割仕事(作業)を2割の時間で終わらせようとするこの『ロケットスタート時間術』は自分の中でとても納得できる時間術だったので、本書を読んだ翌日からこの時間術を使ってみる事にした。
ちょうどその時期にキャリアチェンジを考えていた時期で何人かで別の現場に参画する対策を行なっていて、ここで営業から出されていた課題に対して納期の最初の2割の時間で課題の8割を終わらせるように動いた。
物事の優先順位やスケジュールを組み直し、課題の8割を終わらせた。
すると、たまたま一番進捗が良かった自分にディレクション業務の空きが出来たので申し込んでみないかと連絡が来たのだ。
その現場のディレクターさんが辞めることになったので人員を補充したいという事だった。もちろん即答でOKし、無事ディレクターとして正式オファーを頂いた。
この出来事は、かなり稀なパターンかもしれないが間違いなく他よりも良いスタートを切っていたゆえに回ってきたチャンスだったと自分は思う。
3,時間の使い方を再度考える
生まれてくる場所や生まれ持った能力は人それぞれ違う。ただ、全ての人々に唯一平等に与えられるのが『時間』だと自分は思う。
この『時間』をうまく使う事によって、単に仕事に追われる生活から抜け出せるだけでなく、何者でもない自分を価値のある自分に高めることは間違いないと本書から学んだ。
【時間を制する者は、人生を制す】
著者が語るこの言葉の意味を本書では余すことなく書き下ろしています。
情報は買って取りに行く時代。自分にとって素晴らしい本に出会えて良かったと思います。以上、学歴なし未経験の自分がIT業界で勝負できた出来事と参考になった本を紹介致しました。
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