子どもを愛しているかどうかは、子どもが巣立つ時にわかる。
【愛するということ】
過干渉な親は
子どもにかまい過ぎる母親は
意識の上では心から子どもを愛していると思いこんでいるが
実は関心の対象にに対して深く抑圧された憎悪を抱いている、という
(エーリック,フロム著、愛するということ)
つまり
子どもを愛しすぎてるからではない
子どもを全然愛することができずそれを償おうとしている
子どもは必ず成長する
母性愛とは
子どもが自分から離れていくのを望むこと
だから
ナルシシズムの強い母親、支配的な母親、所有欲の強い母親が
愛情深い女性でいられるのは
子どもが小さい時だけである
子どもが離れていく段階になって愛情深い母親かどうかがわかる
子離れ出来ない母親は
母親としての愛情に満ちているからではなく
自分に対する愛情を自分で満たせていないわけだ
いつまでも子どもを自分の支配下に置き
自分のナルシシズムを満たしている
取ることよりも与えること
自分の存在にしっかりと根を下ろしている女性だけが
真の「愛する」を理解し実行できる
現代においてそういう母親がいかに少ないことかと
私は思う
子どもを解き放てない母親は
自分を解き放てない
子どもではなく
母親自身が精神的に未熟者だ
それについて私は伝えていく