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子離れできない本当の理由

今の時代、親離れできない子よりも、実は子離れ出来ない母親達がいるたくさんいる。その理由は何なのか。

母親歴25年、放課後児童支援員として17年、母子と接してきた現場から見えてきた真実を伝えていきます。

ズバリ、女性が社会進出できない日本社会だからだ。
女性は自分が何者であるかという存在意義アイデンティティとして「母親」というものを手に入れてしまうと
それをなかなか手放すことができない、手放したくない。

まぁ、育児休暇などを上手く使い自分の仕事があり社会と繋がっているならば
産後復帰しても「母親でない自分」というアイデンティティがあるからまだいい。

しかしキャリアを一旦休止したり、仕事を辞めてしまうと、母親でないと、自分のアイデンティティを失ってしまうから。
だからいつまでも子供の世話をし、子どもが自分から離れていかないように必死に子どもの自立を阻んでしまう。

その結果、子どもは親無しには生きられない
親に依存し、結果、親から自立できなくなってしまう。

自分の「母親」としてのアイデンティティを失いたくがないために
母親であることで子どもに依存してしまうのだ。
当然、子どもは母親が常にいる状態が普通になり大人になっても、母親に依存する。

つまりは「子どもであることに依存」してしまう。
子どもに対しての育児や教育の仕方ではなく

女性が社会進出できないように、育児や子育てに時間を費やすような
日本のシステムになってしまっているからだ。

自立した大人に育てる為には、子どもの頃から自立できる為に


母親が母親でない自分のアイデンティティを持ち続けられるような社会になっていく為に
今の自分もどんどん社会に関わっていき
その姿を次に伝えていく


リーダーとして。

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