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【アーティストグリーンカード】(EB-1永住権)取得方法 ④過去に出演した資料集め

ステップ④
【過去に出演した資料(Credit)収集】

アーティストグリーンカードとは?
初めて聞く方は、まずはこちらから↓
https://note.com/toshidance/n/nd6f7a9e84a88

これは、今まで行ったパフォーマンスのフライヤーや、プログラム冊子、またはネット上に出ている自分の写真や記事、ありとあらゆる資料を集めることです。

これもビザを申請する時に必要な大きな要素なり、
『アーティストとしてこれだけの活躍をしてきました』
という証明になります。

審査基準としては、
以前に挙げた10項目の中のものを満たす必要があります。
(詳しくはこちらをクリック)↓
https://note.com/toshidance/n/nd6f7a9e84a88


ざっくり言うと規模が大きければ大きいイベントほど良いです。
具体的には、コンテスト等で優勝や入賞などの結果、会場の規模(客席数)、著名な新聞やメディアに取り上げられる、著名なアーティストと共演、パンフレットに自分の顔写真や名前がのっている、プログラムとしてちゃんと保存してある(1枚のフライヤーとかではなくて、ちゃんと冊子になっている等)

もし日本での資料があるのであれば、それは基本的にはこちらで翻訳しなければなりません。
日本から郵送してもらったり、どこにいったかわからなくなったものに関しては探す時間を取られてしまいます。なので普段から毎回出演したパフォーマンスのプログラム等はちゃんと保存しておくことをおすすめします。


この資料に関しては、弁護士さんによって好みが結構異なります。
ある弁護士さんは、その辺の小さい劇場や道で行った経歴はあまり証明としては使えないので、提出する必要がない、と言ったり、
また、別の弁護士さんは、とにかく数をたくさん用意して欲しい、と言われたりするので、

いずれにしても、常にフライヤーやパンフレットなどはすぐに見せられる状態にしておきましょう。

また、これからイベントに出演するにあたって、可能であれば自分の本名、フルネームで出演していく事をおすすめします。

移民局で審査をする人も、申請した資料をもとに、パスポートや身分証明書に書かれてある名前で、ネットであなたを検索したりして、チェックをします。
その時に、ダンサーにはよくあるのですが、ダンサーネームとして普段活動していたり、チームなどを組んで活動している場合は、その名前を移民局の人(赤の他人)は検索しないので、
結局自身の活動を証明するのは、自分のフルネームになります。もちろんそのニックネームが有名になっていて、誰もが知っている名前であれば、問題はありませんが、このビザを取得しようとしている人の大部分は、これからその活動をさらに広げていきたいという人達だと思うので、
『全く知らない赤の他人が、自分をどうやって評価するのか?』
を、相手の立場になって考えて行動することが大切になってきます。

永住権の資格が与えられるのは個人のみなので、もしグループとして申請する場合、その資格を得るためにはメンバーそれぞれが卓越した能力があることを証明しなければなりません。ですので、いずれにしても個人の活動が評価されることになります。

実際に申請した資料の一部。
ネットニュース等で掲載されている自分の名前が
目立つようにマーカーを使っています。

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例えばどんなに小さな役でも
『NYのカーネギーホールやリンカーンセンターでパフォーマンスをした』
という経歴が良いのか、もしくは
『観客最大動員50人の小さいスタジオで主役で踊った』
経歴が良いのか。

一概にどちらが良いとは言えませんが、これももしあなたが移民局の審査員であれば、どう感じるかという所を、弁護士さんと話しながら決めていって欲しいと思います。

Youtubeなどの動画サイトでパフォーマンスの模様が載っているのであれば、それをスクショして分かりやすく矢印を入れる、等

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ここからは少し余談になりますが・・・

この作業は、
『自分という人間はこんなにすごいアーティストなんだ!!』という証明を自分で持って来い、
という意味なので、その過程の中で今までやってきたことが洗い出しにされます。その中で自分の歴史をたどれて、より自分を知ることができるのではないかと思います。

もし今これを見てくださっているあなた。
「これから海外へ行く準備をするつもり」
とか
「まだアメリカに来たばっかり」
という人がいたら、少し考えてみてほしい事があります。

こういう情報を知っているのと知らないとでは、先の行動の指針が少し変わってきます。いずれは海外でアーティストとして生活を成り立たせたいのであれば、ビザの問題に必ず直面します。
その時にこの制度があるという事を知っても、それから準備するのに半年〜1年はかかります。もしそこで弁護士さんに相談して、資料がまだ足りないと言われたら更に1年以上の時間がかかるかもしれません。(実際に僕の場合も、最初に弁護士さんに相談に行ってから3年後に取得できました)
自分にはそれ相応の実力があるのに、ビザやグリーンカードがないために出演できなかった、日本へ帰ってしまった、という友人を、もう何十人と見てきています。

ですが、これに関してはしっかりした知識と準備をして、それ相応の活動をしていれば、取得できるものだと思います。僕の周りでも、取るべくして取っている人がほとんどです。まだそこまで至ってない場合は、弁護士さんから申請のOKサインも出ないと思いますので。


一つ一つのステップを乗り越えて、一緒に世界で活躍できるアーティストとして活躍していきましょう!

次は
ステップ⑤
最終面接


※もし提出した書類が申請に通らなかったら、
④-2
追加書類のリクエスト


・日本でのメディアや新聞の実績がある場合は、

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・例えばこんな風に翻訳して提出します。その際、誰が翻訳したか記載する必要があります。(Certificate of Translation)

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