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Dr.Capitalの大阪loverは異文化リスペクトのお手本だ!
今年一番ハマった動画はこれだ。
この曲はドリカムの名曲らしい。らしい、というのはこの動画を聴くまで知らなかったからだ。
聴いてみて、なんだかツボにハマってしまった。怪しいアメリカ人男性が、怪しいイントネーションの関西弁で、あろうことか日本人女性の切ない恋心を歌っている。
最初は、わー色物!と思って動画を見ていた。だが段々とハマっていってしまった。今では事あるごとに見返している。
キャピさんのメールボイスから、ヒロインの女性の姿が見えてくる。大阪の男を慕うがあまり、つれなくされる辛さを、辿々しい関西弁で歌う東京女の心象風景がありありと浮かぶ。
何故だろう?
おそらくそれは、キャピさんが、アメリカ人ながら、J-POPにハマり、日本語、日本文化を愛し、時に壁を感じながらも、リスペクトと愛を原動力にして乗り越えて行く。そんな自身とヒロインの物語がマッチしているからだろう。
彼の辿々しい関西弁も、この歌のテーマとドンピシャなのだ。キャピさんは狙ってこの歌をカヴァーしていたのだろうか? とにかくハマってる。
こんな良い曲があったんだ!ドリカムの曲は沢山聴いてきたけど、知らなかったな。そう思って、オリジナルを聴いてみた。
すると、どうだろう。吉田美和の歌からは、あの切ない心象風景が見えてこない。
確かに歌は上手い。だけど、だからこそ、あの頑張ってるのに、こんなに愛してるのに、伝わらないもどかしさ。この歌のテーマが反映されていない。
そう思ってキャピさんの歌を聴くと、やはりこっちだな、と思ってしまう。カヴァーの方がいい、なんてことはそうないが、これは断言できる。
キャピさんの凄いのは、おそらく本人も思っている、オリジナルへの批判要素を微塵も感じさせずに、そっと自分のバージョンを提示していることだ。
繰り返すが、それはリスペクトと愛だ。異文化の壁を乗り越えていくにはそれしかない。じっと耐え、相手に寄り添い、時に自分を伝えながらも、相手を批判することなく、受け入れる。にじり寄りながら、接点を見出していく。
だが、この歌のヒロインは結婚願望に苛まれるがあまり、焦ってしまう。その想いが溢れて溢れて、それを切々としたメロディーに乗せて歌うもんだから、やはりグッとくる。わかるよ、その気持ち。
キャピさんは、そんな女性の気持ち、ひいてはドリカムの気持ちも代弁しながら歌っている。そう思うと、何度も何度も聴き返してしまう。癖になる。
あ〜こっち向いて。
近そうで、また遠いか、お〜お〜さ〜か。
#dr .capital
#ドクターキャピタル
#ドリカム
#dreamscometrue
#大阪lover