【女性向け】筋トレをするときに持っておきたい『トレーニングギア』
トレーニングの効率を上げたり、カラダを守るためにトレーニングギアというものが存在しています。
リフティングベルトやパワーグリップ、リストラップ、ニーラップ、エルボースリーブなど。
こういったものは中上級者の人向けのように感じますが、トレーニングをはじめたばかりの人、女性にはうまく活用していただきたいところです。
今日は筋トレをする女性の悩みを解消できるトレーニングギアをご紹介していきます。
女性トレーニー特有の悩みはこれ!
運動指導の仕事をはじめて16~7年になりますが、筋トレをする女性の悩みとして最もよく聞くのは【握力(把持力)】と【手の痛み】です。
リフティングベルトが必要なほどの高重量を扱える方は少ないですし、スクワットで腰が痛い場合は『弱いよりコンディションが悪い』場合の方が多いように思います。
握力(正確には把持力)や手の痛みは主に背中の運動で引く際に感じるものです。※把持力(はじりょく)は握ったものを離さない力のこと
脚のトレーニングやプレス系のトレーニング以上のパフォーマンスに影響するのが、背中のプル系のトレーニングです。
把持力以上の重さを扱うことはできないので、実際の背中の強さより少ない重量になることが多くなります。
女性に使ってもらいたいトレーニングギア2選
以上のことから、背中のトレーニングが最も難しくなる可能性が高くなるため、女性にぜひ使ってもらいたいトレーニングギアを2つ紹介します。
それは【パワーグリップ】と【トレーニンググローブ】です。
パワーグリップとは?
パワーグリップは把持力を高めてくれる他、手が滑っていくのを防いでくれます。私も過去に使用していましたが、これがあるかないかで扱う重量が変わってきます。
トレーニングの重要な原理に【過負荷の原理】というものがあります。
これは日常よりも高い負荷をかけることになるので、ギアによって扱う重量がアップすることは効果を出すために大きなメリットとなります。
似たようなものにストラップというものがありますが、こちらはやや巻く作業に慣れが必要なのでまずはパワーグリップをおすすめします。
ちなみにデッドリフトやシュラッグのようなトレーニングにはストラップの方がいいように感じます。※個人の感想です。
トレーニンググローブはおまけ
パワーグリップがあると把持力も手の痛みも解消できてしまうと思います。
トレーニンググローブはおまけ程度に思っていただければいいと思います。
女性のお客様の中には『手にマメが出来るのがイヤ』という人もいらっしゃいますので、そういった人にはトレーニンググローブがいいと思います。
『トレーニングギアはいらない』という人も確かに存在しますが、パフォーマンスの向上、カラダの保護はもちろん、モチベーションを高めることになる人も多いと思うのでトレーニング歴に関わらずどんどん使っていくべきだと思います。
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