「細胞コロニー」と「人間社会」

細胞がコロニーを作るのも、細胞同士が器官を作って神経や血管で有機的に繋がるのも、その方が細胞にとって生きやすいから。物理的に捉えれば、エントロピーを下げるため。

人が群れるのも、群れた人達が役割分担して組織作るのも、それと一緒。街ができて、地方と首都が機能的に別れて、それぞれがネットワークやグリッドで繋がるのも一緒。国が出来て、国交始めて、一緒にWHOみたいな組織作るのも一緒。ミクロに見てもマクロに見ても、結局同じ事が起こってるんだなーと。シンプルに言えば「協力したほうが楽に生きれるよね」という当たり前の事。

じゃあなんでフリーランスとか独身とかいった”単細胞生物”が増えてるのかというと、群れなくても生きられる環境が整ってきたからかなと。というか、安くて便利なサービスのおかげで個人で出来る事が増えたことと、ネットワーク環境が発達したおかげで仮想的に繋がれるようになった事が大きいのかなと。

とはいえ、「協力したほうが楽」っていうのがエネルギー論的に真理で変わらないとすると、協力するためのツールが「場所」や「会社」みたいな物理的なものから、仮想的なものにシフトしてってるんだよな。…って、結局今普通に言われてる事やないか笑。

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①「物理法則」に従って「化学反応」が起こる。

②「物理法則」と「化学反応」に従って細胞は生きていて、それが集まったものが「生物」。

③その生物が集まって「社会」を営む。

④よって、「社会」で起きる事はおおよそ「物理」「化学」「生物」的法則で説明がつく。

という価値観(信念?)を持っています。その辺りはとても理系男子。笑

が、物事には必ず原理原則やメカニズムというものがあって、それを突き詰めるとやはりこの辺りに行きつくのかなと。ビジネスで本質的なアプローチを考えるときにも、この理系男子的視点がとても活きているように感じます。

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