[Stataによるデータ分析入門]正誤表
「Stataによるデータ分析入門」第3版における修正箇所をお知らせします。なお、本コラムは、Stataによるデータ分析入門第3版のWEB補論として用意されました。
2024/11/20 改訂
第2刷対応箇所
167下から2行目
「次のような3つのダミー変数を導入した回帰式を推定します。」に以下の脚注追加
「なお、この回帰式と差の差の分析の推定量の関係については、WEB Appendixを参照してください。」 リンクはこちら
第3刷対応箇所
P.104 1行目 &
(誤)対数をとった変数
(正)自然対数(以下対数)をとった変数
P.123 書誌情報
(誤)Bruse Hansen(2021)
(正)Bruse Hansen(2022)
(誤)https://users.ssc.wisc.edu/~bhansen/econometrics/Econometrics.pdf
(正)https://users.ssc.wisc.edu/~bhansen/econometrics/
P.240
(誤)そこで登場するのが操作変数です。操作変数法では、Xに影響するがYにはX以外の経路では直接関係しない変数Zを操作変数として導入し、
(正)では、どうすればいいでしょうか?一つの方法は、Yの変化と関係のない理由で偶然Xが変化したという事例に注目する方法です。Yと関係なくXが変化した事例を特定するために使われるのが操作変数であり、これにより因果関係を特定する方法を操作変数法と呼びます。操作変数はYと無関係にXの変動をもたらすもの、つまりXには影響するがYにはX以外の経路では直接関係しない変数Zを用います。
次回増刷時対応予定
P.105 下から6-7, 2行目
(誤)gen lny=log(Y)
gen lnl=log(L)
…
replace d1990s=1 if year2=1990
(誤)gen lny=log(y)
gen lnl=log(l)
…
replace d1990s=1 if year>=1990
P.110 下から2行目
(誤)Latex
(正)LaTex
P.133下から5行目
(誤)これを詳しく見るために、lnY''-lnY'=ln(Y''-Y')
(正)これを詳しく見るために、lnY''-lnY'=ln(Y''/Y')
P.135 下から4行目
(誤)「てられた物件なら 1 をちるダミー変数」
(正)「てられた物件なら 1 をとるダミー変数」
P.144 下から4行目
(誤)豊富な人材をもつ,4 規模の大きい
(正)豊富な人材をもつ,規模の大きい
P.145 上から11行目
(誤)$${\frac{dp(Y=1)}{dX}=\frac{d(1-F(-a-bX)}{dX}=bf(-a-bX)}$$
(正)$${\frac{dP(Y=1)}{dX}=\frac{d(1-F(-a-bX)}{dX}=bf(-a-bX)}$$
P.152 上から2行目
(誤)712件が0の値をとっている
(正)1207件が0の値をとっている
P. 163 下から11行目
(誤)成績, Yi)が上がったかを
(正)成績, $${Y_{i}}$$)が上がったかを
P.167 一番下の行
(誤)reg rent floor age year2004 Treat Treat2004
(正)reg rent floor age Year2004 Treat Treat2004
P.179 8行目
(正)大幅に係数が小さくなっていますので図5.3に近い
(誤)大幅に係数が小さくなっていますので図5.4に近い
P.182 式(5)
(誤)+Δ+
(正)+…+
P.182 式(6)
(誤)=a+b*
(正)=b*
(誤)$${u_{it}+\bar{u_{i}}}$$
(正)$${u_{it}-\bar{u_{i}}}$$
P.184 4行目
(誤)$${lnP_{it}=a+b_{1}EQ_{it}+b_{2}X_{it}+\lambda_{t}+u_{it}}$$
(正)$${lnP_{it}=a+b_{1}EQ_{it}+b_{2}X_{it}+\mu_{i}+\lambda_{t}+u_{it}}$$
P.184 表5-4
(誤)固定効果($${Z_{i}}$$)
(正)固定効果($${\mu_{i}}$$)
P.210 1行目
(正)(賃金上昇率)、はt-1期からt期にかけて
(誤)(賃金上昇率)、$${UP_{it} }$$はt-1期からt期にかけて
P.213 データ・オペレーション・ファンクションの囲み
(正)L.lnwage, L2.lnwage, F.lnwage, F2.lnwage, D.lnwage
(誤)l.lnwage, l2.lnwage, f.lnwage, f2.lnwage, d.lnwage
P.223 下から5行目
(誤)Wide形式
(正)WIDE形式
P. 229-231 chapter5-6.doで読み込むファイルの名称
(誤)file_a.dta, file_b.dta, file_4-14a.dta,file_4-14b.dta
(正)file_5-4-2a.dta,file_5-4-2b.dta
P.241 下から7行目
(誤)$${X_{it}=a+bZ_{it}+e_{it}}$$
(正)$${X_{it}=c+dZ_{it}+e_{it}}$$
P.269 上から11行目
(誤)(AET)
(正)(ATE)
P.269 下から3行目
(誤)(pscore/(1-pscore))
(正)(p_hat/(1-p_hat))
P.280 下から10行目
(誤)Wide形式
(正)WIDE形式
P.289 上から4行目
(誤)表示形式(上記の例では%10.f)については231ページの
(正)表示形式(上記の例では%10.f)については313ページの
P.289 上から8行目
(誤)左図の〇の中に示されている
(正)下図の〇の中に示されている
P.289 下から3行目
(誤)として文字列に変換した場合、左から3桁に096や200など
(正)として文字列に変換した場合、右から3桁に096や200など
P.290 下から2行目(A1-5-mojiretsu.doとの整合性)
(誤)gen address4=ustr(address,4,1)
(正)gen address1=ustr(address,4,1)
P.293 下から8行目
(誤)なお偏差値は、偏差値=平均値からの乖離÷標準偏差で定義
(誤)なお偏差値は、偏差値=(平均値からの乖離÷標準偏差)×10+50で定義
P.297 下から2行目
(誤)たとえば上記の"estout from http://.."
(正)たとえば上記の"outreg2 from http://.."
P.298 下から5行目
(誤)http://ideas.repec….
(正)https://ideas.repec….
P.308 一番下
(誤)なお、第4章の練習問題でも紹介していますが、
(正)なお、5.3節(208ページ)でも紹介していますが、
P.312 上から3行目
(誤)は2010年にfimidが1番の企業が1~4のsupplierの中から
(正)は2010年にfirmidが1番の企業が1~4のsupplierの中から
P.312 上から3行目
(誤)は2010年にfimidが1番の企業が1~4のsupplierの中から
(正)は2010年にfirmidが1番の企業が1~4のsupplierの中から
P.319 1) putexcelコマンドの2行目
(誤)ただし、このコマンドは、return list(350ページ参照)で
(正)ただし、このコマンドは、return listで
P.323 上から4行目「そしていまある…」から7行目の「legend(… "female")」まで削除
P.335 1) tab, genによるダミー変数
(誤)直前の254ページで紹介したtabにgenオプション
(正)直前の334ページで紹介したtabにgenオプション
P.337 下から7行目 (2)式
(誤)reg wage age i.female*age
(正)xi: reg wage age i.female*age
下から4行目
(誤)(2)は"##"のように”#”(シャープ)
(正)(2)はregの前に "xi:"を入れ、femaleとageを”*”でつなぐことで交差項を入れる方法です。同じことが"##"のように”#”(シャープ)
P.340-341 3-2-5項で紹介した~(10)までを以下に差し替え、P.341の推計結果も以下のものに差し替え
5.1節で紹介した、湘南台地区の賃貸料の変化に関する分析("odakyu-enoshima.xlsx"を利用)で用いた回帰式(以下(9))は、(10)で代替可能です。新しい変数を作成する必要がない分、省力化できます。プログラムはA3-3-factor_variable_2.doを参照してくだいさ。
reg rent floor age Year2004 Treat Treat2004, robust (9)
reg rent floor age Year2004##Treat, robust (10)

P.343 下から4行目
(誤)reg rent floor age distance
(正)reg rent floor age distance auto_lock
P.345 上から12行目
(誤)生成されたEXCELファイルには、P.296と同じ結果が
(正)生成されたEXCELファイルには、P.148と同じ結果が
P.346 上から9行目
(誤)産地規制の緩和がEU向け輸出に及ぼす影響(プログラム例はchapter6-1.do)の推計結果に
(正)産地規制の緩和がEU向け輸出に及ぼす影響(プログラム例はchapter5-3.do)の推計結果に
P.347 Stataコードを以下に差し替え

P.348 上から1行目
(誤)114ページ参照)の係数を取り出してみましょう。
(正)95ページ参照)の係数を取り出してみましょう。
P.355 上から3行目
(誤)Do-file: A3-9-choice-mlogit.do
(正)Do-file: A3-9-clogit-mlogit.do
P.359 下から5行目
(誤)事業所が倒産されたりする
(正)事業所が閉鎖されたりする
P.360 下から9行目
(誤)webuse drugtr
(正)webuse drugtr, clear
※厳密には誤りではありませんが、",clear"がないとエラーが出る場合があります
P.366 ページ下のreshapeの結果画面:以下に差し替え

P.367 下から4行目、P.368 上から2行目、3行目
(誤)4-3-3項
(正)5.3節
なお、
第2刷は2022年6月10日発売
第3刷は2023年11月10日発売
でした。
謝辞:安藤光代先生(慶應義塾大学)、広田茂先生(京都産業大学)、金志映(岡山大学)、天龍洋平先生(新潟県立大学)にご指摘・コメントをいただきました。ありがとうございます。
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