Journey in Oregon (オレゴンでの旅路)
前回のNoteでも触れましたが、陸上未経験である僕が、陸上に携わることになる一歩目となる出来事が2017年の冬、オレゴン大学時代に訪れました。
今回は、前回の続きからオレゴン大学遠征一年目(2017年2月3月)の出来事と僕の中で陸上に対しての心の変化も含め、時系列的に、紹介しようと思います!
2017年
東海大学の中・長距離の選手がオレゴン大学に遠征にきて、成り行きで通訳に任命されたことから、自分の陸上人生がスタートし、彼らの練習やウエイトに脚を運ぶようになりました。当初陸上のことはなにも知らない僕の隣で、東海大学の選手がなぜか興奮し始めたこともありました。
その時がこちら↓笑
(左)關選手、(中央)Matthew Centrowitz, (右)阪口選手
2016年リオ五輪の1500m金メダルのMatthew 選手(当時のオレゴンプロジェクト)が、オレゴン大学OBということもあり練習にくることがありました。今考えればそんな贅沢ともいえるところで、陸上部の練習を見に行ってたのです。東海大学の選手はオレゴン大学の中距離の選手と一緒に練習をし、またオレゴン大学の選手と同じ屋根の下生活をしていました。当時は、オレゴン大学でダイアモンドリーグというすごい大会があるらしいから観にいこうと誘われて連れて行かれて観にいくくらいでした。しかし、練習、ウエイト、また試合にも足を運ぶようになり中距離という種目を目にすることが増え、彼らとも接していくうちに、陸上というスポーツに自然と興味が湧いてきました。
写真:(左から)鬼塚選手、Andy コーチ、關選手坂口選手、
また、もともとインターンとしてトレーニングを学んでいたので、アメリカの大学では、中・長距離選手もトレーニングはするものとして認識しておりました。ですが、通訳をする傍らトレーニングの見学をするようになり、当時の選手はウエイトトレーニングというものは始めての経験だったみたいで、彼らにとっては新しい取り組みだったとその時に始めて知りました。日本とアメリカのトレーニングの取り組みの違いなどの認識も芽生え始め、陸上大国アメリカが強い理由はトレーニングにもあるのかなと率直な疑問を抱きはじめ、トレーニングの視点から陸上を考えるようになったのです。
写真:ユージーンのCommunity Collegeでおこなわれた3000mのレース時
左より、鬼塚選手, Sam Prakel (Addidas所属), Levi Thomas, 關選手
こうして、東海大学の黄金世代が一年生時のオレゴン遠征をきっかけに僕は陸上という世界に入りこんでいきました。
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