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「危険がいっぱい」の一般道、「安全度の高い」サーキット

多くの人は、「サーキットで走るのは危険度が高い」と思うだろう。
だが、最近とみに、一般道は危険がいっぱいと思うようになった。

考えてみれば当たり前だが、一般道では自分が交差点で停まっているとき、対向車が正面から突っ込んできたら避けようがない。後続車の居眠り運転、走りながらのスマホでの前方不注意など、怖いことだらけである。

逆に、サーキットほど安全度の高いところはないと思う。


筑波サーキット コントロールタワーから第一コーナーを望む

その要素を列記してみよう。

  1. ・対向車は絶対来ない。

  2. ・人も、自転車もいない。

  3. ・脇道も交差点も無いから、横から車やバイクが出てくる心配はない。

  4. .走行コースの両脇には、芝生のセーフティゾーンが設けられている。

  5. ・走っているのは、ほぼ同じカテゴリーの車だけで、しかも同じ方向でしか走らない。 4輪車と2輪車は、一緒には走らない。 さらに4輪車でも、市販車(ハコ車という)と、フォーミュラカーは一緒には走らない。つまり、同類のもの同士で走るから安全度は高い。

  6. ・ガードレールの前側には、ぶつかった時のショックを和らげるためのスポンジバリアが置いてある。

  7. ・走行のコース全周に亘り、コース監視のポストがあり、監視役員が目視していて、状況に応じ、旗で状況を知らせてくれる。

  8. ・コントロールタワーで全コースを管理し、モニターで見ている。万一何かあれば、すぐに消防車や救急車が出動できる体制となっている。

  9. ・サーキット走行会の場合、初心者には走行前にサーキットのルールとマナーを教えてくれる。

ざっと挙げてもこうなる。
ところが一般道では、この逆になる。

それが、「危険がいっぱい」の一般道、「安全度の高い」サーキット、と私が言う所以《ゆえん》である。


走路の左右に、芝生のセーフティゾーンが設けられている。
さらに、ガードレールの前には、クラッシュ(衝突)した時の
衝撃を緩衝するためのスポンジバリアがある。
(茨城県・筑波サーキット)
コース全周に亘り、コース監視のポストがある。
写真は、メインのオブザベーションポスト。
(茨城県・筑波サーキット)
茨城県・筑波サーキットのコントロールタワー
茨城県・筑波サーキットの1階、コース管理室
モニターで全コースを監視している。
筑波サーキット3階のアナウンス室。
イベントの時は、ここから運営指示を出す。
左が筆者。
右がアナウンサーだが、カートの名選手だけあって、
的を射た話す内容が面白い。
イベントの時は、走行前のブリーフィング(注意事項の説明)を行っている。
左が主催者の会長。
右の女性はアナウンサー。
サーキット走行会では、走行の写真を撮ってくれる場合もある。
しかも、本も出しているプロの写真家であるからとても上手だし、
リーズナブル(数千円)な値段で購入できる。一生の思い出になるでしょう。
この写真は、私が撮ったものです。(プロの方の写真ではありません)


走行に先立っての注意事項を話す筆者。
(静岡県・富士スピードウェイ)


コース監視を行う役員。
二人は世間話をしている訳でななく、
1人は走って来る方向を見、もう1人は走り去っていく方向を見ている。
(静岡県・富士スピードウェイ)


走り込むほどに腕は上がる。気持ち良さそう!
(静岡県・富士スピードウェイ)

このようにサーキットは安全度が高いから、サーキット走行会などへの参加は、お勧めである。
あとは、自分の技量、知識、経験のなかで、徐々にレベルアップを図れば良いのである。


#サーキット #筑波 #富士 #走行会  

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