学振-DCの採用のされ方

三日坊主という言葉が、僕にはピッタリ当てはまってしまうことが多いのですが、乗り切っていけたら・・・と思っています。

見てくださった方、ありがとうございます。


さて、今日は研究者になる人が誰もが通る道であろう学振について語ろうと思います。

学振は、日本学術振興会というところがやっている、特別研究員の制度です。詳しい説明はいろいろなHPでされているので、省略しますが、博士課程からお給料をもらい、研究費がラボに入り、実験をすることのできる制度です。研究者になりたい、研究者になるかは分からないが博士課程に進みたい、海外でポスドクをしたい、などという人は学振、という制度に応募することが多いものです。

①博士1年から3年間もらえるものがDC1 (修士2年の5月に提出)

②博士2or3年から2年間もらえるものがDC2 (博士1or 2年の5月に提出)

③ポスドクで3年間もらえるものがPD (博士3年以降に提出)

④海外に行く予定・もしくは行っている人がもらえるものが海外学振

と4種類あります。1と2はどちらか一方だけ。つまり、人生の中で最大3回学振をとることができます。採択率は大体20%くらいです。毎年書類選考だけで合格する人が10ー20%、面接で通る人が数パーセント、という感じです。

僕ももちろん提出していて、僕自身は、DC1に不合格Aで落ち、次の年DC2を書類合格でもらい、博士三年の時のPDは不合格Aで落ち、次の年のリベンジでは、PD書類通過でSPDの面接候補に選ばれ(PDのさらに上位の人が選ばれ、毎年その分野で1−2人が選ばれるもの。候補は大体8人程度)、さらに海外学振は書類落ちの面接で合格でした。つまり、僕は不合格もあり、書類合格も面接もあり、と学振で受ける全てを経験したと思います。

そこで、今回は、僕の経験から学振はこうしたら通るよ!というアドバイスをしたいと思います。なぜ今か、というと、多分この間書類の結果が出て、面接になった人は12月頭に面接があり、クリスマス頃に結果が発表されるので、面接の人へのアドバイス、そして、これからDCを取りたいと思っている人へはちょうどこの時期くらいから、あることを始めると良いなと思ったからです。(海外学振面接の人に対して、間に合わず申し訳ないです。)

可能な限り、僕自身の申請書の原本や、面接のスライドも見せられたら、と思っています。

僕の状況も交えつつ、書いて行きます。今日はDCについて。

DC1を出した時、つまりM2の5月の時点でファーストの論文は0報、共著者になっている論文が2報ありました。DC1の原稿はバージョン10を超えていまいた。そこまでしましたが、落ちてしまいました・・・

結果がわかって、不採用だったとき、僕は教授に呼び出されました。

「お前、不採用だったらしいな。なんで不採用になったかわかるか?次のDC2のときには

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