いまさら銀MacPro #7 MontereyとVentura
しばらく前の話だが、ついうっかり4Kのモニタを購入してしまった。
MacPro Mid 2010にはRX580を装着しています。
4Kモニタを接続すればシステム環境設定画面にRetina特有(?)の画面が表示されたりなんかしちゃったりなんかしてと思ったわけですが、ダメでした。
そりゃそうですね。
↓は「内蔵Retinaディスプレイ」の設定画面だし。
そして時は流れた…
銀Mac Proを正式にサポートしたmacOS Mojaveは過去のものとなり、愛用しているDaVinci ResolveはVer.18はインストールできなくなった。
DaVinci Resolve 18をインストールできるのはmacOS BigSur以降。
Ver.17で困っていないので特に困ることはないが、なんとなく新しいものを使ってみたい…
そこで、無理やり新しいOSをインストールすることにした。
OpenCore Legacy Patcherの出番だ。
これを使って古いMacへ新しいOSをインストールする手順など、検索すれば有用なwebページがいくらでもヒットするので詳細は割愛。
とにかく、これによって銀MacProにBigSurどころかMontereyやVenturaもインストールできる。
10年以上も昔のMacに最新OSはさぞや重かろう、との心配は杞憂に終わった。
Mojaveと変わらないくらいに普通に使えている。
ただし、OpenCore Legacy Patcherの0.6.1(現時点の正式リリース版)ではGPUのアクセラレータが動作していないようで目に見えて遅く、画面のちらつきもあった。
これはベータ版扱いの0.6.2で解決されたようで、当方の環境(Mid2010+RX580、Early2009+RX560)は問題なく動作している。
MontereyもVenturaもディスプレイ設定画面が純正のRetinaディスプレイと同じような感じになった。地味に嬉しい。
Venturaではシステム環境設定画面が一新され、Montereyよりも新しいものを使ってる感がある。
できればメインの一号機もVenturaにしたかったが、Venturaだと当方が利用しているUSB3.0増設ボード(Inateck KT4006)が使えなかった。
(認識しないとかではなく、起動しない)
なお、二号機は何かあったときの予備として死蔵していたが、今後はテスト用途にも使おうかと。