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【進化と退化】iPhone16を1ヶ月使用した感想【意外と良い】

はじめに

近年のiPhoneの更新理由は、新型への期待<所有機への不満

正直iPhoneの進化も頭打ちなので、新機能に期待はしていない。
というかバッテリー持ちが悪くなると、最新機種の機能を調べる前に、所有しているiPhoneのストレスから抜け出すのが先決。

殆どの人にとって、スマホなんてバッテリー持ちがよくて、そこそこ調べもの出来て、綺麗な写真が取れればいい。
と、思っていたが、いざiPhone16に更新してみて結構ワクワクさせられたので記事を書いてみた。


iPhone13miniの不満点

・バッテリー最大容量84%に低下
・Lightningケーブル
・30歳手前にして、小さい画面が見づらくなってきた。

まずバッテリー最大容量当然減っていくものなので割愛する。
消費者に購入を促す為に、バッテリーの減りを抑える開発に力を入れていない物と思われる。
大体バッテリー容量100%時の最大稼働時間が進化した事だけが謳われる。これがサスティナブルか。

Lightningケーブルはクソ。やっと複数ケーブル地獄にお別れできる。
といっても俺は前からLightningが嫌いでMagsafe充電器しか使っていなかったので、iPhone16でも使用感は変わらない。

最近、小さい画面はかなり見づらくなってきた。視力は1.2程あるが、乾燥した時期などは目の水分量が少なくてボヤける。
これはiPhoneでなく老化のせい。


【ライトユーザー目線】iPhone16の変化点

引用:Apple公式

俺はそこまでガジェットオタクではないので、素人でも明らかに分かる、iPhone13miniからの変化点のみ記載。

・カメラ配置が斜めから縦に
・カメラコントロールボタンの追加
・アクションボタンの追加
・ダイナミックアイランドの追加
・画面が大きくなった
・端子がType-Cに
・Magsafe充電の速度UP
・写真の画質UP
・AppleIntelligenceの追加


【改悪】カメラ配置が斜めから縦に

←iPhone15              iPhone16→

これ、意外と小さい変化を思いきや、ハード面に悪い影響を及ぼしているので注意が必要。
カメラが縦配置になった事で、Magsafeとカメラの位置が近づいてしまった。よってMOFTが少し浮いてしまう形になってしまった。これは磁力強化版MOFTで何とか対応できた。

MOFTグニってる

物によってはMagsafeモバイルバッテリーも浮いてしまうかも?


【意外と良い】カメラコントロールボタンの追加

引用:Apple公式

今回の目玉機能のひとつ、カメラコントロールボタン。
物理ボタンひとつで即座にカメラを起動して、逃したく無い瞬間を撮影できる。長押しで動画撮影も可。

うん。意外と良い。
スマホが机に出ている状態ならiPhone16でなくても、スリープ画面タップ→右フリックでカメラ起動できるのでそこまで速度は変わらない。
しかし、お尻のポケットからカメラを起動するなら物理ボタンの圧倒的勝利。
ポケットから抜くと同時にボタンをポチれていれば、スマホが視界に入る頃には子供の笑顔がカメラ内に収まっている。
俺でなきゃ見逃しちゃう速度だ。

起動だけでなく、シャッター面でも意外と良い。
特に多人数で自撮りする時に、腕を伸ばし切った状態でもシャッターが切り易く、今までより広範囲が撮影可能。

多人数で。。。

カメラコントロールボタンをタップ長押しでピントを固定することも出来る。

地味に嬉しいのが他のアプリを使用している際にカメラコントロールボタンポチっとからの写真ファイル閲覧。
スマホ操作中、いつでもカメラコントロールワンクリックからの左下タップで写真ファイルに飛べるのは良い。

軽く押す(物理スイッチを押し込まない程度に少し押す)ことでズームや撮影モード切替ができるが、操作が繊細過ぎて今の所使い物にならない。
軽く押し込みながらスライドするのむず過ぎ。

引用:Apple公式

因みに設定でカメラコントロールボタンをインスタストーリーズのショートカットに変更出来たりもする。
SNS依存症の方は設定変更を推奨。


【配置がゴミ】アクションボタンの追加【or形状がゴミ】

なぜその位置にその形状ボタンを置いてしまったのか。
iPhone16に追加されたアクションボタンでは以下のショートカットが割り当て可能

引用:Apple公式

物理ボタンの強みはノールックで操作できる事。その為にはボタンの形状を特徴付けたり、ボタンどうしを離す工夫が一般的だが、iPhone15までのカチッと奥に押し込む爪スイッチが廃止され、音量ボタンと同じような形状になった。

配置も結構近く、スマホカバーを付けるとカバーがボタンを覆う為、ボタンは拡大し、位置関係は更に近く感じる。

opps

よって、このアクションボタン、滅茶苦茶音量UPボタンと勘違いする。
ノールックでiPhone16をゴソゴソして、音量UPボタンっぽい感触を発見、ならその下が音楽DOWNボタンだ!と長押しすると爆音が鳴り響いて死ぬ。

アクションボタンをノールックで押したい場合は一番左上のボタンを押せばいいので容易。
パワハラ上司にバレずにボイスメモを開始したい場合は一役買うかもしれない。

もう少しボタンの位置離してくれ。


【割と好き】ダイナミックアイランドの追加

自撮りカメラレンズの部分に追加された、ちっさい液晶画面。
聞いている音楽や運転中のナビ等々、バックグラウンドで起動中のアプリが簡易的に表示される。
表示が非常に小さいので、見る目的というよりはワンタッチで直前に起動していたアプリに飛べるのが便利。

アプリよっては2つ表示できる

フル画面で動画視聴すると謎の黒領域になる。
俺は聞く系動画しか見ないのでノーダメージか。

引用:Apple公式

そろそろ全画面液晶になっても良い頃だと思うが、あえて進化要素を小出しにしてる感が否めない。


【もう戻れない】画面が大きくなった

先月までは俺もiPhone13mini、SE勢と同じく、小さい画面に固執したオールドタイプのユーザーだった。
今回5.4インチから6.1インチに拡大。

いや、もう小さい画面は雑魚。強がりを捨ててこっちに来いよ。と言いたい。
一度iPhone16ポチポチした後、どれ、メルカリ出品の為にiPhone13miniのシリアル番号を確認っと。。。え?文字読めねえ。今までどうやって読んでたの?ってレベルでクソ小さく感じた。

当然重さと画面の大きさはトレードオフ。iPhone13mini(140g)からiPhone16(170g)に30gの増量がなされているが、問題無し。
重さのストレスより、見易さの方が大切。

iPhone16Plusを選ぶと更に画面が大きくできるが、選んだら多分戻ってこれないだろうな。あゝ恐ろしい。


【足枷からの解放】端子がType-Cに

長きに渡ってiPhoneユーザーに無駄なケーブルを所有させ続けたLightningが遂に成仏。
進化というよりマイナスがゼロになった。

元からLightning嫌いだったので、我が家では既にMagsafe充電が主流。

ただ、ハード面だけで語るとLightningケーブルも中々良い。
端子がType-Cより小さく短い為、圧力が高く、ツプッと片手でiPhoneに挿せる。
Type-Cは先端が大きく長いので、ズブッと両手でしっかり挿さす必要がある。

世間はType-C統一の流れなので独自規格の端子は叩かれる存在。
これが民主主義か。

どっちみち充電はMagsafeがお薦めです。


【良い】ワイヤレス充電の速度UP

調べても出てこなかったので、体感の話になってしまうが、ワイヤレス充電の速度はiPhone13miniよりiPhone16の方が明らかに速い。
スペックを見る限り、どちらも7.5W出力のはずだが、iPhone16は充電中ほとんど熱を持たず、80%を超えてもしっかり充電される。
iPhone13miniは80%付近で本体が結構暖かくなってしまい、そこからの充電の伸びはかなり悪かった。

Magsafe充電には本体を熱から守るために、熱を持った場合、充電を止める機能があったので、熱を持ちにくいiPhone16はしっかり充電されるのだと予想。
まあ、カタログスペックでは語れない何かがあるという事で。GOODです。


【正統進化】写真の画質UP

普通に嬉しい。iPhoneに画質は期待していなかったが、iPhone13miniより明らかに良い。
iPhoneは画像の色の出が綺麗なので好き。

←iPhone13mini        iPhone16→

高角も画質が上がっている模様。
iPhone13miniで使用した時はクソ画質過ぎて使い物にならなかったので、今度iPhone16で撮影してみようと思う。

今気づいたけどマクロ写真撮影という面白そうな機能も追加されていた。
今まではピンボケするような距離まで被写体に寄ることで、自動でマクロモードに切り替わり高画質で撮影可能。

ナッツと皿
ミトンの縫い目
カステラ
キウイ🥝
キウイ(接近)

試しに腕の毛を撮影したらキモかったので性能は良さげ。掲載は自重させて頂きます。
友達と写真撮りに行きたい。


【期待大】Apple Intelligenceの追加

引用:Apple公式

要はAI機能の搭載。
・メッセージアプリで使える絵文字の生成
・撮影した写真の商品情報、店の写真を撮れば営業時間などが瞬時に調べられる
・文章校正
・電話の録音と要約
Siriの強化
等々、色々できるようになる。なおandoroidはとっくの昔に出来ていた模様。

特にSiriの強化は超楽しみ。Apple独自のAIシステムでなく、今や時代を導く存在のChatGPTと連携される。
少しChatGPTに触れた人なら察すると思うが、回答の精度が非常に高く、人に聞くよりChatGPTに聞いた方が専門的で正しい情報を得られる可能性が高い。
それが電源ボタン長押しで起動、しかも話しかけるだけで回答を得られてしまうのだから使い倒すしか選択肢は無い。

電車内で全員がiPhoneを耳に当て、話しかけている未来も遠くない。

現在は英語のみにしか対応しておらず、日本語対応は2025年4月と予想されている。
まだ実装されていない機能を目玉とする、ほぼ詐欺まがいの宣伝ではあるが、期待しているので許すしかない。

対応機種はiphone15ProとiPhone16シリーズ。

まとめ

割と良い乗り換えとなった。

やっぱりハード面での変更はワクワク感があって楽しい。
アクションボタンは微妙過ぎたので改善に期待したい。

バッテリー寿命と同時にiPhone13miniの価値も下がっていく。
今回メルカリで6万円で売り抜けることが出来たので、相変わらずiPhoneのリセールは良いなと実感した。

処理速度はスペック的には向上しているらしいが、iPhone13miniからiPhone16を触ってみて、動作が速くなったと感じる事は無い。
ゲームアプリをする人なら感じるかも?

Apple Intelligenceの日本語版が配信されたらもっと使い倒していきたい次第。

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