マイルール特別号〜新NISA移行時に意識したいこと〜
2024年1月2日
明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします
新NISAも始まりましたね。
今回は新NISAへ移行するときに意識することをまとめました。
3分程度で読み終えて、行動に移せるようにまとめていきます。
移行前に確認しておきたいこと
株主優待や配当金の権利落ち日を確認
配当金や株主優待等の株主としての権利を取得するためには、各企業が定めている権利確定日に株主名簿に掲載されている必要があります。
そのためには、権利確定日の2営業日前の権利付最終日までに株式を購入しなければなりません。
※1営業日前が「権利落ち日」といいます。
継続保有で優待へ繋がるものは移行しない方がいい場合もある
例えば、イオン(8267)で考えてみます。
このように継続保有で得られる株主優待に関しては検討が必要だと考えています。
移行してゼロからのスタートでも長い目で見るとプラスになる場合はすぐに移行した方が税金面でも恩恵を受けられます。
移行時にすでに3年以上などの条件を満たしている場合は検討が必要です。
私が考える対応策にしては、
特定口座で売却はせずNISA口座で追加購入を行う
→3年保有する
→株主優待の権利を得る
→特定口座の分を売却する
移行前にやるべきこと
保有銘柄の権利落ち日を調べてリストアップしましょう。
時間的余裕がある場合は移行が可能です。
大半は時間的余裕があると思われるので、基本は移行となると思います。
売却をして次の購入まで間に権利落ち日が過ぎそうであれば、売却せずに保有し続けておく方が配当金や株主優待を受けられるのでメリットは大きいと考えられます。
その場合は課税対象となりますが、仕方ない部分とも思いますので我慢します。
2024年分確定申告も視野に入れておく
基本的に特定口座であれば源泉徴収となるので気にすることはないと思います。
米国株の場合は+10%分(アメリカでの課税)が課税されていて、これは確定申告で取り戻せるとのことです。
特定口座の米国株を移行させるとなると、それなりの額になる方も多いと思います。
私の場合は3万円弱になるので、来年度の確定申告を忘れないようにスケジュールに入れておきました笑
結論
移行ができるのであれば早く移行しておく方がメリットは多い
長期保有における株主優待がある場合は検討の余地あり
米国株の売却がそれなりの額になる場合は確定申告を忘れないように予定に入れておく