米国株保有戦略編〜連続増配株 × 長期保有 × 高配当株〜
2024年1月20日
去年は日本株、米国株それぞれにおいて「最大限のリスク分散・長期保有・配当利回り」を意識したポートフォリオにしていました。
しかし、管理が大変すぎる…
時間に余裕があれば楽しいのでずっとやっていたいです。
(現在は公務員卒業を掲げ、やりたいことをやれる環境を探しています。(就活です))
そこで、今年は新NISAも始まったことなので銘柄整理をしました。
その時に、「最大限のリスク分散・長期保有・配当利回り・手軽な管理」を意識しました。
リスク分散にはETF
個別銘柄のみのリスク分散は「手軽な管理」ではなくなってしまいます。
手軽な管理、リスク分散、高配当・長期保有のバランスの良さからVYMを選択しました。
連続増配銘柄9選
次は、長期保有という観点で銘柄をピックアップします。
重要視した点は増配期間です。
「増配期間が長い」≒「長期保有向き」→手軽な管理
①PG 増配期間:66年間
誰もが見たことのある「P&G」ブランド
日用品で世界首位
世界180カ国以上で展開
自社株買いにも積極的
例として、乳児用紙おむつ「パンパース」、エアケアの「ファブリーズ」、食器用洗剤「ジョイ」など
②MMM 増配期間:66年間
世界的な化学・電気素材メーカー
様々なビジネスに展開するコングロマリット
北米・南米を中心に、アジア太平洋や欧州など世界中に展開している
例として、日用品の「スコッチ」ブランド、粘着メモの「ポストイット」など
③JNJ 増配期間:60年間
総合ヘルスケア大手
傘下企業を通じて世界各地でヘルスケア関連製品を展開。
開発・生産・販売の一貫体制
医薬品でも世界大手
例として、絆創膏の「バンドエイド」、口腔ケアの「リステリン」
医薬品では抗がん剤「ダラザレックス」、関節リウマチ治療薬「レミケード」
④KO 増配期間:61年間
ノンアルコール飲料で世界最大級
200カ国以上の国や地域で展開している
ボトラー、小売業者を含む配送ネットワークに強みがある
例として、「コカ・コーラ」「ファンタ」「スプライト」などの炭酸飲料、スポーツドリンクや果汁飲料、オーガニック
⑤WMT 増配期間:50年間
世界最大の小売りチェーン
創業当初から「エブリデー・ロープライス(毎日が安売り)」を掲げる
店舗数は1万店以上
会員制量販店の「サムズ・クラブ」も手掛けている
EC大手のショッピファイと提携しオンライン事業も強化
⑥CL 増配期間:61年間
歯磨き粉「コルゲート」が著名な日用品の大手老舗メーカー
歯磨き粉では世界首位
ハンドソープやボディウォッシュのほか、食器用洗剤などにも展開
収益の第2の柱はペット用品事業、ペット用ダイエット食品などの販売
⑦MCD 増配期間:48年間
世界最大のファストフードチェーン「マクドナルド」を展開
世界100カ国以上で4万店を超える店舗を展開
ハンバーガーを主力する世界均一メニューが基本
⑧MO 増配期間:53年間
喫煙用タバコ製品と口腔用タバコ製品で事業を展開
紙巻タバコ、加熱式タバコなど姿形を変え世の中に浸透している
⑨BTI 増配期間:26年間(ポンド建ての場合、為替変動により円やドル換算で減額の時あり)
MOと同じくタバコ事業を手がけている
配当の現地課税がない(日本株と同様の20.315%のみ)
厳選9銘柄の配当利回り
1$=148.153円(2024年1月20日現在)で計算
①PG 2.49%
②MMM 5.53%
③JNJ 2.75%
④KO 2.9%
⑤WMT 1.37%
⑥CL 2.31%
⑦MCD 1.88%
⑧MO 9.12%
⑨BTI 7.7%
まとめ
米国リーダーを「VYM」に任命
米国副リーダーを「MMM」に任命
米国挑戦枠を「MO」「BTI」に任命
任命理由
リスク分散に重きをおいた「VYM」
リスク分散(コングロマリット)・増配期間・配当利回りのバランス良い高さから「MMM」
増配期間・配当利回りに重きを置いた「MO」
配当利回りと税金面優遇に重きを置いた「BTI」