十人十色
サッカーやフットサルを始めるきっかけは色々だ。別に子どもの頃からがすべてじゃない。大人になってから始めたって全然かまわないし、目的がエンジョイ、競技志向、それぞれの目的、目標を持ってこの世界に入ってきてほしいと思うし、入ってきたからには仲間、サッカーファミリーとして共にサッカーやフットサルを楽しんでいければと思う。
僕がチームで見ている子どもたちにも色々な子どもたちがいる。
同じ学年でも技術的な差が大きな子たちが何人かいる。
運動神経の問題なのか?センスの問題なのか?技術的に低い子は下の学年と一緒に学ばせた方がうまくいくのか?同じ学年でやりたいって言ったら、全体のトレーニングの質を下げてでも一緒にやらせるのか?
どれもふざけた理屈だ。単純に僕の指導者としての力不足で解決するアイディアが出ないだけだ。何度も言っているが、選手が変われないのは指導者の責任だ。
子どもたち、もちろん大人も人間は十人十色だ。大変ではあるけれど、一人一人と向き合わなきゃいけない。下手だっていいじゃない。それでも好きで目標とかを持ってサッカーをやっているんだから。運動神経だとかセンスだとかを理由にするなんてナンセンス。上達しなければ責任は僕たち指導者にある。
学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない。
そうなりたくないから、学びを忘れず失敗とチャレンジを繰り返しながら、もがきながら一歩一歩成長をしていくのだと思う。
さあ、明日どういうトレーニングにしよう。メニューは大体決めてあるけど、まず子どもたち一人一人の表情を見てみよう。