
【漫画】『波よ聞いてくれ(11)』の発売を見逃していたので買ってきた
どうもこんばんは。藤 俊(ふじ とし)と申します。最近、紙で購入する漫画タイトルが減ってきていて、専ら電子版を買うようになりました。理由はシンプルに場所を取るか取らないかの差ですね。後は電子版はセールでポイント還元とか、割引があるのですが書店ではそれも基本的にはなく、お財布事情にも優しいという理由も後押しのひとつになっています。
そんななか、数少ない紙で買っているタイトルの1つ『波よ聞いてくれ』の新刊が出ているのを見逃していて、なんとなく開いていたAmazonで2か月前に出ていることを知りました。やべぇ。
『波よ聞いてくれ』は『無限の住人』の沙村広明先生の作品で、北海道は札幌のスープカレー屋で働く主人公・鼓田ミナレがひょんなことから地元ラジオのパーソナリティになる物語。持ち前の芯の強さとその口から淀みなく溢れる言葉で周りの人を惹きつけていく…。
といった感じなのですが、いかんせん前の巻がちょうど1年前に出ていたので、どんな展開で続いていたかな~。ちょっと忘れてるな~と思って10巻をパラパラとめくる。
あ~、そうだそうだ。宗教団体に拉致されたADの南波ちゃんを助けに行ったけれど、南波ちゃんは自力で脱出して遭難、先輩パーソナリティの茅代さんとミナレが山中でヒグマと遭遇、茅代さんの持つ猟銃と肩車による体格差アピールで威嚇して難所を乗り切ったりしてたわ~!
ラジオ…漫…画…? そう、この漫画、ラジオ局を舞台にしてはいるものの、登場人物・関係各所のクセがあまりにも強く、多分3回ぐらい拉致監禁されてるのです。沙村先生が好きなのか。 ちなみに私が10巻で好きなセリフは「真冬に人を監禁するのに大穴の開いたボロ小屋を用意する奴があるか!? 監禁のイロハも知らないザコがッ 」です。主人公らしいカッコイイセリフですよね。
そんな強くて美人で口の悪い主人公、鼓田ミナレが暴力方面でも活躍する『波よ聞いてくれ』、11巻まで好評発売中です。是非。
ではまた。