30歳からギターを始めて心と体の健康を手に入れた男の自己紹介
こんにちは、ギターのかがみ(@ toshi10068823)です。
九州の田舎で電気主任技術者をしながら、ギターをたしなんでいる34歳のもうすぐアラフォー男です。
主にTwitterにて、ギターを楽しく続けるためのツイートを発信し続けていました。
このTwitterでフォロワー5000人を達成することができました。これが嬉しくてnoteでも情報発信してみようと思ったのでこの記事を書いています。
自分が伝えたい情報の根幹はTwitterの固定ツイにしてます。
こんな私の簡単な生い立ちを紹介させてください。
学生時代
どこにでもいる平凡なおとなしい子供だったと思います。数学や科学といった理系科目が得意で動物が好きだったため、大学は九州にある大学の農学部に行きました。
大学時代は食品の研究をしていました。特に畜産食品に興味があったため、来る日も来る日も牛さんに関する書籍を読み漁りました。お肉も牛乳も研究サンプルと称してたくさん食べました。こういった研究結果を引っ提げて、卒業後は乳業メーカーに勤めることになりました。
ちなみに音楽経験はこの時点ではゼロでした。ただ、小学校のときにパソコンで音楽を作る授業(DTM的な?)があり、そのときによく聴いていたTMrevolutionの「HOT LIMIT」を作ったのが楽しかったのをよく覚えています。結局時間がなくてベースラインしか作れなかったけど、先生に少し褒められました。
社会人時代(前編)
メーカーに入社後、初めての配属先が北海道の浜中町という土地でした。
浜中町は「ここは日本なのか?」と思えるくらい牧場がそこらへんにあるところでした。
九州で学生生活を送った私には気温の変化がかなりこたえた。-20℃近い真冬の降雪の中、フォークリフトを運転するのは命の危険さえ感じました。外にいると頭がぼーっとしてきてヤバイから「冷蔵庫(約4℃)」に避難するとかいう経験もしました。
勤めていた先は工場だったため、工場で役に立つ資格をとることになりました。そこで電気主任技術者の資格を取得しました。農学部卒の私にはきつかったのですが、プライベートで特にほかにやることもなかったことから、一日3時間以上は勉強しました。ですがとるのに3年かかりました。
資格なんてとってもしょうがないなんて世間では言われますが、この資格のおかげでとりあえず今のところくいっぱぐれなく生活できています。数学得意なら電気主任技術者になるのおすすめです。仕事は責任重大でキツイですが…。
北海道の工場勤務5年目。思い通りにいかない会社内でのキャリア、他の仕事をやってみたいという気持ちが爆発して転職をすることになりました。
転職先は東京の特許事務所。あまりメジャーではないこの仕事については後編で書きますが、ここで大きな挫折を味わうことになります。
社会人時代(後編)
東京に転職して住むことになった私ですが、今まで田舎暮らししかしてこなかったため、満員電車に苦しむことになります。毎日すし詰めの電車で体力を削られました。
転職先の特許事務所では、メーカーが発明した製品の特許出願を代行する仕事を行いました。これがとんでもなく精神的にキツイ。毎日期限に追われ、パソコンとにらめっこしながら出願書類の明細書を作成する日々。お金は稼げど、まったく楽しく感じられないし、自分には向いていなかったとハッキリ言えます。
仕事がうまくいってないと、私生活にも影響します。会社帰りにはストレス発散のため毎日飲み歩く日々。お酒もあんまり好きではないくせに、一人でバーに入ったりして飲んでました。正直、まともに生きるって感覚がありませんでした。
そんな日々も長くは続かず、仕事を休職することになりました。浪人もしなかった私は人生初の無職期間。
東京にて無職で過ごすうちに、晴れて30歳の誕生日を迎えました…が、まったく嬉しくありません。お金を使わないように家で引きこもる日々。このときにとにかく自分と向き合いました。
自分が本当に好きだったことってなんだろう…それをやらずにこのまま死んでいいのだろうか。
そうして過去を回想していくと、やはり音楽をやってみたいという考えにいきつきました。
私はずっとスピッツというバンドのファンで、ボーカルの草野マサムネさんに憧れていました。でも音楽なんてお金にならないだろうし、やっても無意味だろうなんて思っていました。
でも別に生活費を稼ぐだけのライスワークとしての仕事をちゃんとしていれば、いくつになっても音楽はやってみてもいいんじゃないか。素敵な曲を作る才能なんてなくても、自分が楽しければそれでいいんじゃないか、と思えるようになっていきました。
それからというもの、少し気分が良い日には楽器の街こと御茶ノ水を散策するようになりました。
ギターやベースを眺める日々。自分でもやってみようと思ってお店にいって気づいた問題点。
私は左利きで、左利き用の楽器はとっても少ないということ
ただ、ここは御茶ノ水。なんと左利き専門の楽器店があるとのこと!そのお店は「谷口楽器」というお店でした。このお店で初めてエレキギターを買いました。
家に帰ってアンプにつないでジャーンとやってみました。鏡をみた自分は、憧れのミュージシャンになりきっていました。好きなことをやる自由。これは大人になっても存在するんだなと認識できました。
そして、ギターに関する情報収集を目的にTwitterを始めました。今はTwitterを通じて情報発信をすることもできるようになりました。
あとYouTube。これはホントにたくさんの人の人生を変えるプラットフォームだなと思います。ギターはたぶん初心者にはホントに難しいです。受験勉強みたいに答えがあるものではないですし、初心者は楽譜もタブ譜も読めません。だから今はYouTubeを通してギター系ユーチューバーの方々の話を聞けるのはほんとに幸せな時代だと思います。
現在は田舎の生活を満喫しています
東京で無職を一年やったあと、私は卒業した大学の近くに住むことしました。
楽しかった思い出がたくさんある土地で、好きなことをしながらもう一度人生やり直そうと考えた結果、九州に移住することにしたんです。
今は持っていた資格のおかけで製造業に再就職することができ、安定した仕事をしています。仕事が終わったら家に直帰してギターを弾く日々。ギター教室にも通っています。
仕事と私生活が充実すれば、心と体の健康を維持することができます。たぶんどっちかが崩れてもダメで、公私のバランスが大事なんだと今なら思えます。
さいごに
こんな風にサラリーマンギタリストとして落ち着いた私ですが、今後は「ギターを始める方を増やすにはどうすればいいか」「始めたギターを継続するためにはどうすればいいのか」といった問題を、インターネットを通じて解決できるような情報発信をしたいと考えています。
音楽は何歳からでも始めて楽しむことができる!
そんな風に今では思っています。
長文を見ていただきありがとうございました。
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