MaaS -モビリティ革命-
こんにちは!!4月が始まり、新しい1年の幕開けですね。
コロナウイルスの影響もあるため、在宅勤務も増え、オンラインでの会議が増えたりZoom飲み会が流行ったりしていて、この環境要因を境にデジタル化の波が一気に早まっている事を感じます。
自粛モードの中で、これまでの働き方やビジネスに対する考え方の概念を自分自身の中でもアップデートして、何としても経済を止めない努力をしていきたいと考えています。
さて今回のnoteは、スマートシティの中でも中心的概念であるMaaSについて取り上げてみました。そもそも、"MaaSって言葉は聞いた事あるけど何!?"と関心を持っている方の入り口になればと思っております。
1. MaaSとは一体なんなのか!?
みなさんは何時もどんな乗り物を使って移動しますか!? 自転車・タクシー・飛行機・電車、色々な乗り物を使って自分の家から目的地まで向かうと思います。MaaSは、そんなみなさんに日々快適な移動を提案する新しい概念なんです。
MaaS の正式名称は、"モビリティ・アズ・ア・サービス"。利用者視点にたって複数の交通サービスを組み合わせて、スマホアプリ一つで検索から予約、決済までを可能にする"シームレスな移動体験"の名称です。
MaaSが発展する事によって、都会の電車や車の渋滞を回避しながら目的地に最短最速で到着できすようにアプリからレコメンドを受けたり、地方の過疎化や高齢化が進む中で、今まで人の力では管理できなかった場所(人里離れた山奥など)に対して最適な移動手段を提案する事も可能になるんです。
詳しくは、次回以降のnoteでご紹介していきますね。
2. MaaSの概念を使った取り組み
実はMaaSは移動手段や交通手段という言葉が並んでいるので、乗り物に関係したトピックでのみ収束する話かと思いきや、この概念は全産業を巻き込んだ、壮大なスケールでの計画を実現する事が可能なんです。
その事例をいくつか紹介します。
① 住宅・不動産 × MaaS
フィンランドのヘルシンキを本拠地とする MaaS Global社が提供しているMaaSの統合アプリ "Whim"。都市交通において、MaaSを世界で初めて実践した事例として注目されました。
MaaS Global社は、街づくり×MaaS事業を展開する三井不動産と提携して、千葉県柏市の柏の葉スマートシティ構想に参画しています。
② 物流×MaaS
近年ECサイトを用いてネットショッピングを行う人が増加する一方で、宅配物流の現場では多くの課題を抱えています。例えば、物を届けてくださる宅配ドライバーの減少は、宅配物流の需要が伸びる一方で大きな社会問題になっています。
そこで、お客様の基に届く最後の一押し(ラスト1ミニット)の課題を解決するために、位置情報技術と配送計画をコンピューターで自動作成する組合せ最適化技術や予測、学習技術 (AI領域の重要技術分野)を組み合わせたMaaSプラットフォームも構築されています。
3. おわりに
如何だったでしょうか!? MaaS (モビリティ・アズ・ア・サービス)は、まだまだ発展段階にあり非常に多くの産業と関わる事の出来る概念です。
今回のnoteでは
1. MaaSとは一体なんなのか!?
2. MaaSを使った取り組みの事例
この2点をご紹介しました。次回以降は、少し掘り下げた内容と別の産業分野でのご紹介をします。
また、スマートシティやMaaSに関する取り組みの中で、日々感じつ事をTwetterにも投稿しています。
この分野に興味がある皆さんと繋がっていきたいと考えているので宜しくお願い致します。
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