診断士一年目を振り返る
こんにちは。中小企業診断士1年目のトシです。
早くも新しい年が明け、診断士2年目が近づいてきました。
合格以降、先輩診断士の「とにかく積極的に色々顔を出すといいよ」というアドバイスを胸に、よくわからないまま参加してきましたが、振り返ると、まさに行動するほど機会が訪れた一年だったなと思います。
楽しいことはもちろん、時に自分の小さなキャパシティを超えて悩んだりと色々ありましたが、どれも本当に貴重な経験だったと思います。
改めて診断士の世界ってすごいなと思います。
今回は、この1年の活動と自分の変化を振り返ってみようと思います。
2018年に合格され、これから活動を広げる方にも何か参考になればと思います。
1.地域でのつながりを作る
元々関東出身ではないため、住まい周辺で知り合いを作りたいと思っていたことから、埼玉県の診断士協会に入りました。
昨年は、実務補習から始まり、研究会やプロコン、フォーラム運営参加などの活動をしましたが、とてもアットホームで居心地がいいと感じています。
地元情報や女性の働き方など、気になる話も諸先輩に色々伺えるのでとてもありがたいです。
今後も拠点の一つとして大事にしていけたらと思う場になりました。
2.同期、先輩とのつながりを作る
私は埼玉県診断士協会のほかに、タキプロ、政策研、取材の学校に入りました。政策研では1年目が対象の運営サポーターにも入りました。
まずタキプロと政策研運営サポーターは、診断士1年目の同期との活動の場なので、何とも居心地がよく楽しい活動でした(あまり貢献はできていませんが…)。バイタリティの高い人が多く、それぞれが進みたい道に向かってどんどん変化していく姿を見て焦りもしましたが、自分自身が積極的に動く原動力になったと思います。
政策研、取材の学校も、若くて勢いのある方が本当に多くて大きな刺激になりました。どれも大事な場所で、これからも大事にしていきたいと思います。
3.やりたいことをやる
研究会、プロコン、セミナー…気になるものはやってみようと思い、色々参加させていただきました。
その中で特に印象に残った活動が以下になります。
・「書く」仕事
「書く」ことをやってみたいと思い、取材の学校に入り執筆機会をいただきました。ただ実際やってみるとかなり苦労し、やりたい気持ちだけではダメなのだな…と痛感しました。
しかし試行錯誤しながらも繰り返すことで少しずつ自分のやり方ができてきたので、本当に経験させてもらえて有難かったです。
読んでもらえることの喜びも感じられ、細く長くやれたらなと思います。
・「話す」練習
一方で、この機会に苦手な「話す」も克服したいと思い、セミナー講師のプロコンに入りました。
ここで教えていただいたのは、たとえ話し上手でなくても、セミナーの構成を工夫したり、ワーク中心で参加型にするなど、いろんな手法を使えば効果的になることが分かったことです。苦手なことも、人真似ではなく自分のできるやり方に変換することでクリアできるのかも、と思った経験でした。
セミナーの企画発表も3回やらせてもらい、最初はかなり苦労しましたが場慣れもすることができ、本当によかったなと思います。
・コンサル現場を見る
また、実務従事に参加させてもらい、実際のコンサルの現場を見せていただいたことも勉強になりました。
相手企業の企業理念や商品や知るほどに「役に立ちたい」と思うのですが、提案の引き出し不足や知識不足などでなかなか形にできませんでした。
実務従事の先生は経験に加えてとても勉強家で、ローマは一日にして成らずではありませんが、やはり勉強や経験は重要だと感じました。
他にも、本をたくさん買ったり、飲み会に行ったり、パソコン買ったり…とにかくお金をたくさん使ったなと思います。
SNSも苦手でしたが、診断士必須ということで何とか頑張っています。
今年は…
とにかく何でも参加した昨年に対して、今年は今後も続けたいかどうかを中心に考えていけたらと思います。
受験生応援や政策研運営サポーターなど、もうじき終了する活動もあります。
また昨年から悩んでいた仕事と家庭、お金のバランス…。
そろそろ現実も見ねばと思うところです。。
先日、林先生(東進ハイスクール)の番組で、「やりたいこと」より「できること」を仕事にするという話を聞き、目からウロコを落としました。
「やりたいこと」は、その時々に出会う情報に影響される“偶然”である一方、「できること」は“必然”であるという話です。
昨年は、診断士という翼を得た気持ちで「やりたいこと」を中心にとにかく横に広げていきましたが、それだけでは難しいことを痛感した年でした。
もう一度、「できること」も見直しながら、今後への基盤を築いていけたらと思います。
今年もよい年になりますように!!