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【イギリス生活】銀行口座の作り方

こんにちは。
お読みいただきありがとうございます。

大学院を修了した2023年12月1日からnoteを始めて、今日が20日目です。今のところ毎日投稿できており、ペースもつかめてきました。

ここ最近は、法律の話題を立て続けに書いていましたが、英国留学のあれこれも、引き続き書いていこうと思っていますので、よろしくお願いします。

今回は、現地での銀行口座の作り方について書きたいと思います!


銀行口座は生活の基盤

イギリスでは、電子決済がめちゃくちゃ浸透しています。

ぼくは、こちらに来て1年以上が経ちますが、現金が必要になったのは、在英日本大使館で在留証明を発行したときだけです。

もちろん、日本で発行したクレジットカードを使ってもいいですが、手数料もかかりますし、何かの不手際で使用不能になったときに詰みます。

そのため、ぼくは、日常的にデビットカードでタッチ決済を利用しており、ほぼ全ての日本人留学生・駐在員もそうじゃないかと思います。

そうなると、引き落とし先となるイギリスでの銀行口座が必要になりますよね。快適な生活のためには、早めに銀行口座を作ることが必須です。

賃貸借契約を結ぶ際に口座が必要

また、家を借りるときに、家主ないしプロパティ・エージェントは、たいてい口座引き落としを希望します。そのため、現地の銀行口座を持っていることが、賃貸借契約を締結する前提になっていることがほとんどです。

ぼくは、ロンドン大学が運営している不動産検索サイトを利用したことがあったのですが、そこでも、家主への問い合わせの際に、イギリスの銀行口座か、イギリスで発行されたデビットカードの情報が必要でした。

でも、口座の開設には住所の証明が必要!

しかし、いろんなイギリスの銀行を調べたところ、多くの銀行は、住所を証明する資料を要求していました。

どうすればいいのでしょう、、、。

現地の口座が無ければ賃貸借契約が結べないのに、賃貸借契約書を結んで住所を確保しなければ口座が作れないのです。おしゃれな洋服屋に来ていく服がないので、いつまでもおしゃれできない、みたいな感じですよね。

方法1:Monzoで口座を作る

インターネットバンキングに特化した新興の銀行です。
ここであれば、住所の証明を提出しなくても、口座が作れます。

コーラルピンクのカードが目を引きますね。
この手のチャレンジャーバンクの中では最古参で、街中でもこのデビットカードを使っている人をよく見かけます。

手順としては、スマホにアプリをダウンロードして、アカウントの作成を行います。このとき、BRPカードが必要だったと思うので、ご注意ください。

Airbnbの住所を登録する

Moznoの場合、住所の確認は、銀行から郵送されてくるアクティベーションコードをアプリに入力することで行われます。ちなみに、このときにデビットカードも合わせて送られてきます。

ぼくは、渡英直後に短期間(1か月ほど)住んでいたAirbnbの宿泊先を住所を登録しました。念のため、ホストには、口座を作りたいからぼくの名前でMonzoから郵便が届くと思うと伝えておいて、快諾してもらいました。

なお、個人的には、Airbnbでの滞在は「Lease」(賃貸借)ではなく「Licence」(使用貸借)やホテルの連泊に近い契約形態だと思っています。銀行が求めているのは、賃貸借に基づくかっちりとした居住実態の証明だと思うので、Airbnbの住所を使ってもよいのか、銀行の立場で見ると疑問が残ります。

とはいえ、口座を作らなければ、にっちもさっちもいかなかったので、ぼくは、Airbnbの住所を使うことを断行しました。みなさまが実際にどうされるかは、ご自身の判断でお願いします!

Revolutでもいけるかも

インターネットバンキングに特化したチャレンジャーバンクとして、Monzoのほかに、Revolutという銀行もあります。
もしかしたら、今はMonzoより人気かもしれません。

ぼくはRevolutの口座は持っていないのですが、Monzoと仕組みが似ているので、この銀行も住所証明なしで口座が作れるかもしれません。

方法2:Confirmation of Study Letterを使う

上記のとおり、住所の証明が無くても口座は作れます。

しかし、個人的には、日常の決済で使う口座と、家賃や光熱費の引き落とし口座を分けたかったのと、一応大手の都市銀行の口座も持っておいた方がいいだろうと思い、もう一つ作ることにしました。

ここで、住所証明として利用したのが、大学が発行する「Confirmation of Study Letter」です。

これは、大学がその学生が在籍中であることを証明するレターです。
ぼくの大学(キングス・カレッジ・ロンドン)の場合は、学生のポータルサイトで「Generate」のボタンをぽちっと押すと、PDFファイルで出力してくれる便利な仕様でした。

そして、ポータル内で住所を登録しておくと、大学がレターの中で、このように言及してくれます。

The university records that the term time address of the student is XXX.

ぼくの大学では、ポータル内での住所登録に際して、特に証明が不要だったため、住所がないと口座が作れない問題を解決する糸口となったのです。

HSBC(直接の来店が必要)

どなたかのブログでHSBCであれば、留学生でも簡単に作れたと書いてあったのと、プレセッショナルのときの友人がHSBCの口座を作ると話していたこともあり、アプリをダウンロードして(もしくはWEBサイトだったかもしれません)開設の申請をしてみました。

しかし、Confirmation of Study Letterの提出だけでは足りず、後日、直接の来店が必要との連絡が来ました。ぼくはここで面倒になり手続を進めるのをやめてしまいました。

Lloyd Bank(問題なく作れた)

馬のシンボルが有名な緑の銀行です。

プレセッショナル・コースの友人が、Lloydだと来店しなくても作れると教えてくれたので、HSBCをやめて、こちらにシフトしました。

ぼくの記憶だと、解説の申請時にConfirmation of Study Letterを提出したはずですが、来店は不要でした。Monzoと同じく、アクティベーションコードが郵送で送られてきて、利用を開始できるような形です。デビットカードが合わせて送られてくることもMonzoと同じでした。

Lloydの口座も作っておいてよかったと思うのは、毎月、紙でBank Statementが送られてくることです。イギリスで生活をしていると住所を証明する書類を求められることが多く、大学卒業後はConfirmation of Study Letterも使えないので、このLloydのBank Statementを利用しています。


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