READYFORでデータ分析をお手伝いしています
はじめに
この記事はREADYFOR Advent Calendar 2024の07日目に参加させていただいております。
これはなにか
業務委託としてREADYFORさんをお手伝いさせていただいているデータアナリストが今までに取り組んできた内容やお仕事をさせていただいた中で感じたことをざっくりとまとめたものになります。
自分について
READYFOR株式会社にデータアナリスト、業務委託として携わっているtoshabaです。
前職で一緒の部署だったCPOの大野木さん(@yono_memo)からご紹介いただき、主にデータ分析やdbtを使ったデータ分析環境の構築をお手伝いさせていただいております。
元々音響系の仕事をしたり、カスタマーサポートのオペレーターといったキャリアを歩んでいたもののジョブチェンジし、データアナリストとしてはだいたい7年目くらいに突入しました。
現在本業でも主にデータアナリストやアナリティクスエンジニアとしてデータ分析環境を作る仕事を担当しています。
READYFORのデータ分析環境
現在READYFORではデータエンジニアさん、SREさんと一緒に主にPdMが中心となってデータ分析用のデータマートの構築を推進しています。
DWHはBigQuery、データマートの構築にはdbtを利用して分析用のデータマートを構築している最中です。
ユーザーさんの訪問データをGA4からBigQueryへ連携し、各主要イベントごとに必要な情報やリファラのパラメータなどを格納するモデルが組まれています。
そこから更にRDBに存在するデータであったり、サードパーティ製品に格納されたデータをBigQueryへ連携し、プロダクトの改善のための分析に利用しています。
働いていて思うREADYFOR×データの面白さ
1. PdMと一気通貫で開発する面白さ
現在、主に2名のPdMの方と分析データマートの開発を進めています。
このお二方が文字通り本当になんでもできる方々で、上述したデータマートも僕がご支援を開始したタイミングではすでに形が出来上がっている状態にありました。
現在はお二方がPdMとして分析したいテーマや課題を受けて、じゃあこういうデータ作ったらよさそうだよね！とか、こういったデータ作りたいんだよね！などなどを擦り合わせてマートの開発や分析が進んでいきます。
そしてなにより、dbt開発を含めた幅広いスキルセットをお持ちなので「モデルをどうやって改修しようか？」というディスカッションも分析やデータ定義をお伝えしている流れで発生します。
課題の概要とデータ定義をセットでご説明いただけたことでキャッチアップも比較的素早く進められましたし、PdMというポジションから具体的なデータに関するご意見やアイデアをいただけることで、僕自身もいつも勉強させていただいています。
2.社会貢献に対する関心を分析する という面白さ
READYFORは社会課題や誰かに対して応援をしたい！という支援者が集まるサービスである、と思っています。
上述した分析基盤の構築において、プロジェクトやユーザー、行動経路のセグメント分類が進んできました。
いつ、どのようなプロジェクトに支援者は関心を抱くのか をデータの観点である程度解像度を上げる環境が構築できてきています。
実際に分析のご相談をいただいて担当する際も、シーズナリティの要素よりも単発または断続的なスパイクのような傾向を見つけることが多く、READYFORというプロダクトの内外でどのようなことがあったのか？をいかに把握できているかが重要です。
社会の誰かを応援したい支援者さんと、なにかを実現したいプロジェクトの実行者さんをいかに巡り合わせることができるのか、をデータやプロダクトから考えるというテーマ、上述した仮説設定の難しさを味わえるのは業務委託という限られた時間の中で非常に貴重な経験をさせていただけているなぁとありがたい限りです。
さいごに
触れてきたとおりデータ分析の環境は徐々に整えられてきているものの、さらなるグロースのために必要なデータは多くあるんだろうと感じます。
また、構築が進んできたデータマートのリネージを綺麗にしていくことなどなど、今後を見据えた環境構築という観点で僕のお力添えが少しでもできたらなぁと勝手に思っているところです。
ちなみに今回の登場人物として挙げたPdMのお二方も記事の冒頭でご紹介したREADYFOR Advent Calendar 2024(再掲)で記事を掲載しますので、もしよろしければご覧くださいませ！