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配置演出用ツール紹介(随時更新)
Shot Designer
俯瞰図に特化した専用ツールで、操作が凄くシンプル。
いつも#shotdesigner っていうアプリを使って段取りを考えてます。
— 大橋 聡雄 Toshio Ohashi @ACT iii (@toshiohashio) March 19, 2020
実際に役者さんと話したり動いたりすると変わっていくので、詰め過ぎずにささっと。骨格は大体ここで出来上がる。
iPhoneでも使えるので電車の中でちまちま作ってたりするけど側から見たらゲームやってるようにしか見えないかも😗 pic.twitter.com/cIMhIGuISG
メリット
・慣れると操作にまったく頭を使わなくて良いので、純粋に配置・振り付けだけに頭を使える
・タブレットでの操作感が良い
デメリット
・シーンの切り替え方が、閉じて別のシーンを開きなおす、というやり方なので億劫。その為、段取りが多くシーンを複数枚に分割する場合には使いづらい。複数枚に分かれたシーンに修正が必要になった場合、別のシーンファイルに移って反映するのが手間
・アニメーション機能も一応ついてるけど、ちょっと使いづらいので自分はもっぱら静止画として使用
デメリットが多いようだけど、シンプルさによる使い勝手の良さは、他のソフトから飛びぬけて勝る。
対応OS:Windows / Mac / iOS / Android
機能制限付き無料版アリ
Google Slides
最近はもっぱらこれを使っています。
noteの記事に使っている画像もGoogle Slidesで作成。
※キャラクターのアイコン類はオリジナルで作成しています。近いうちに使用例の記事とあわせて公開します
![](https://assets.st-note.com/img/1656377333214-3o3jG82EW9.png?width=1200)
メリット
・複数ユーザーで同時編集が可能
・オブジェクトのコピー・ペーストが容易
・大量になってもページを送るだけなのでシーンの遷移が容易
デメリット
・描画範囲が狭い(オブジェクトの拡大縮小で対応はできる)
・描画が複雑になっていくと選択がしづらくなってストレス
リモートで共同編集できるのがとにかく最大のメリット。
ページ送りするだけで全体の流れをバーッと俯瞰できるのも良い。
対応OS:たぶんブラウザが使えればなんでも
Blender
本来は3DCGのアプリケーションですが、工夫次第で使えそう。
グリースペンシルいじっててふと思いついたので寄り道実験(2.9 alpha)
— 大橋 聡雄 Toshio Ohashi @ACT iii (@toshiohashio) June 29, 2020
shot designerでやってたことをblenderでやっちゃおうという。平面と立体のいいとこ取りができそうな予感。グリペンがとにかく便利!#blender #b3d
using blender for staging & blocking pic.twitter.com/SudTpH0RvS
メリット
・アニメーションがつけやすい
・グリースペンシルで好きに描きこめる
・3.0あたりからAsset Browserがついたことで、セット&プロップの配置が簡単にできるようになった
デメリット
・そもそも、ある程度Blenderの操作に慣れてる必要がある
上記のツイートの例のように、真俯瞰図とクォータービューを切り替えたり、工夫次第でいろいろ可能性がある。
対応OS:Windows / Mac / Linux