マイペース=「遅い」を「速い」へ|#599S

今朝はパートナーとちょっとした言い争いになり、私もけっこう怒りがわいてしまった日。

私はマイペースだ。そしてそれは、何事も「遅い」という形のものだ。

マイペースとただのサボりは何が違うのか?ペースのギャップに気づけば埋められるかどうか、に違いがある気がする。ようは、サボってるヤツは意識すれば合わせられるのではないか。私はギャップがわからない時もあるし、ギャップはあるらしいと思えても修正できないので、たぶんマイペースなのだろう。

けっこうぼんやりしているし、わりとボケているし、よくアホなことを言っていたり考えていたりする。考えること自体は好きだが、そのキレがいいとか質が高いとかはあまりない。ただ好きなので考える量が多く、なので中にはいいものもある、くらいだろう。

あまりいい意味には感じてもらえない「天然」なところがあり、それを愛嬌と思ってもらえればいいが、手放しでかわいがられるような要素ではないと思う。いわゆるネガティブギャップで、「え、、、意外(悪い意味で)」というように、付き合う相手にがっかりさせてしまったことは数え切れない。これは自分もつらいのだが、いまのところどうにもできていない。


んで。私はいつも出かける用意が遅いようで、パートナーの方は用意が終わって玄関で待っている。そうしてイライラしながら、遅い遅いと言われることに私もイライラする。

私はTCCで計測しているからわかるが、出かける用意の平均は26分だ。普通にやってもいそいでもそんなに変わらない。パートナーの用意完了時間との差は10分くらいだ。

その10分でなんでそんなに煽ってくんのよと、君が用意できたのなら私ができるまでの間、読書でもしておけばいいじゃん、と、イライラしながら待つってなんで?という話から始まった。

彼女としては「私はとにかく10分でも朝は無駄にしたくない」(だからだったら本でも読め)「オマエはゆっくりのんびり用意して、余計な動きもしているし、人が待っているのにいそいでいるように見えない」ということだ。

こちらはまず10分イライラしながら待つのが無駄じゃね?とか、のんびりしているようにしか見えないのはまさにそれが私の天然のところであり、準備にまっすぐ動かず余計なこと色々手を付けてしまうのはADHDで直せる気がしない(自分では自覚できない)、というとことなどを色々話す。

とにかく、私は文句を言われたくねえ。しかも朝から。だからそのためにできることは全てやる。なにを変えればあなたの心は穏やかになるのか。

という話をする中で、しかし自分にとっては理不尽な要求というか、数分を待てずに苛つかれることに苛つき、言い合いのようになってしまったという流れだったこと、それ自体がまた嫌だったが、嫌さがかなり高いので、これは人生全般に応用して何かを収穫せねばなるまいと考えた。


で、状況や出来事を俯瞰してみると、自分のうまくいかない問題の多くは「遅い」というキーワードで説明できそうな気がした。

マイペースは直せそうにないので、「今のマイペース=遅い」というこのペースを「マイペース=速い」に変えれば解決するのではないか。

人に合わせることが難しいのは同じだが、それでも遅いより速いになった方が、衝突というか、他者に感じさせてしまうイラつきが減るような気がする。

ふりかえれば出かける際の出来事だけではない。自分が変わらなければならないことの1つは、この全体的に自分が持っているペース、「遅さ」なのではないか。そう思うと、用意に限らず仕事全体、生活全体のペースを変えることは有効な気がする。いずれによこれまでやっていないことなので試してみたい。

マイペースが「遅い」の固定で変換できないような特性のものならお手上げだが、「とにかく自分のペースでやってしまう」のなら、遅いから速いへのシフトはできるのではないかなあ。


そうであるなら、自分にできることは何だろう?

①とにかく全部の着手実行を「早く」することはできる。②その完了を「速く」するのは難易度が高い(たとえばこのnoteも30分で書きたいって生まれた時から言ってるけど1時間くらいはかかることが変わらない)が、意識がけるのは早く着手し、速く終わらせる、だ。

そのためにやることはこうだ。

1.毎日5:30から活動開始

やっぱりこれ。早起きが基本になりそう。近年はいろんな理由で早起きができなくなっていたが、これを機会にリズムを変えよう。今度こそだ。

早く起きてスタートを切るだけで、ようは彼女が出かける時にはすぐに出られるようにしておくことで、今朝のようなイラつきは軽減することができるのではと。

早起きは人間には合わないとか、無理に早起きする必要はないだとか、多様な説が出ているが、私のような凡人タイプのできる努力は物理的なスタートを人より早めるところからだよなと今回思い直した次第

2.22時に仕事を終える(そして23時半には寝る)

次はこれだろう。早く起きるなら早く寝るしかそれを持続させる生活はできない。8月からは料理を始めたことで1日のリズムはできてきて、夜は仕事をしないようになっているからこれはもうちょっとでできそう。

そのための1番のネックは何かなと思うと、「このnoteの毎日投稿は書かずには寝ない」というルール。これが夜になって書き始めるから寝るのも遅くなるのだということで、次に早めるのはこの毎日noteへの着手だ。noteを夜に書くことをやめ、日中のどこかの隙間に書く。速さは上がったらいいねいつか。

3.返信を早くする

お次はこれである。返信だ。5:30に起きる生活のファーストタスクを「連絡の確認と返信」にする。そして、その内容を速くする。

私は返信も遅く、1人に20分とか30分ザラにかかるため、返信に着手することも遅くなるし完了も遅く、それがストレスで返信の確認自体も遅くなる。これらを全部早く。確認と着手をファーストタスクに、内容も速くするために、シンプルに淡々に、相手がどう思うかを考え込まない(これがむずすぎるがそれでもそれにより遅くなる方が相手を不安にさせると思って)。長考が必要な連絡には考えますと早く返しておく。

4.仕事を早くする

そしてラストはこれである。ここである。私の仕事の遅さたるやよ。オマエは富樫先生じゃねえんだよ。誰もオマエの作品を待ってねえし待ってもくれねえということを心して、作品でなくただ仕事を。ポジティブな意味で歯車になることを。これについても先日から色々意識変革が起こっているので、実験と工夫の意識で持ってもっと早く適当に手を付けていけそうなところ。今回の件で、あらためて「速い」へのシフトを意識していく。


こうした部分の「マイペース=遅い」を「マイペース=速い」に変えることを宣言し、こうして外部に置いて加速させる次第。なんなら「速すぎる」まで行きたいね。ゲームだと思ってやってみれば変化できそう。

みなさま、わたしは速い男になりますのでなにとぞ。叱咤激励ください。かしこかしこ

2800文字42分

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