半自伝的青春ギャグ小説『慶應ボーイ・ミーツ・慶應ガール』連載のお知らせ
近日中に小説を一本公開します。
タイトルは『慶應ボーイ・ミーツ・慶應ガール』。
400字詰め原稿用紙で105枚の作品です。2年半くらい前に書いたものをこのたび推敲しました。
一気に出すには長いので、小分けにしてアップする予定です。それでもせいぜい十分割くらいかな。年内には完了したいので、ぽんぽんぽんと出してしまうつもりです。
すらすら読めるタイプの文体ではあると思いますので、お読みいただけたら嬉しいです。もうね、まずは読んでもらいたいので。とにかく読んでもらわないことにはどうにもならないので(すべて無料公開の予定です)。
半自伝的青春ギャグ小説『慶應ボーイ・ミーツ・慶應ガール』。
↑このキャッチとタイトルには、けっこうな情報量が詰まってます。「半自伝的」であり、「青春小説」であり、「ギャグ小説」であり、「慶應ボーイ」であり、「慶應ガール」であり、ということは「キャンパスノベル」であり、そして「ボーイ・ミーツ・ガール」である、です。
主人公・富田林寛(とんだばやし ひろし)が繰り広げるノンストップ学園ドタバタ喜劇となってます。なんだかよく分からないが面白そう! じゃないですか?
noteでも公開している小咄風の短編「ぼくの大学生活」を、もうちょっと小説らしく?した作品というところでしょうか。こちらも併せてお読みいただけたら嬉しいです。
色々なタイプの作品を書く私ですが、自分ではこういうものこそ本領であると思ってます。公募とかそういうところではウケないでしょうが、それはまた別の話です。作者自ら半自伝的小説といってるので、つくおちゃんの若かりし日のことがとてもよく分かるというものですよ。別に知りたくないと思いますが。
とはいえ、「半」とか「的」とかついているということは、「自伝」なんていっても全然アテにならないということだったりしますが、まぁ「この主人公が作者その人なのだと思ってもらって全然かまわない(責任は取らないが)」ということです(別に何も言わなくたって「主人公は作者とイコール」だと、読む人はかなりの割合で思うわけですからネ)。
あらすじ↓
富田林寛は慶應義塾大学の四年生だった。同期の友人たちは卒業を控え、それぞれの世界に飛び出そうとしているのに、寛は、恋に破れ、就職活動を途中で放り出し、卒論も完成できず、留年が決定していた。彼は、自分が何をしたいのか未だに分からないままだった。
弱気になる寛に友人はアドバイスをくれた。「万が一卒業しそこなったら、お前は卒業しなければならないだろう。万が一就職しそこなったら、お前は就職しなければならないだろう」
寛にはどこにも逃げ道がなかった・・・・・・。
*巷では「ワセジョ」という言葉があるそうです。また、それを題材・タイトルにした小説もあるそうですが、もちろん私はそんなもの知りませんでした。というのは、対抗すべくとか乗っかるつもりで書いたわけでは全然ありません、という意味ですが(これは本当に。強調しておきますが、本当に)。
それでは、どうかよろしくお願いいたします~!
明日第一回を公開予定です。