自己紹介〜大学生(アルバイト編)①〜
さて、今日は、大学生時代のアルバイトについて書いていこうと思います。
群馬県から上京して初の一人暮らし。親から有り難いことに仕送りももらっていましたが、やはり生活していくにはアルバイトをする必要がありましたし、経験もしてみたいということで、早速アルバイト探しをしました。
求人見ながら、なんとなく大学生のアルバイトと言えば居酒屋かなと、お酒も全然強くないのに、定期券内にある居酒屋へ電話をしました。
そしたら、○○日に来てください。と言ってもらい、当日その居酒屋にいきました。そして面接となった時に、
「それでは、履歴書を見せてください」
と言われました。そこで僕は「え?」となり、持ち物に履歴書なんて書いてなかったので、
「あ、持ってきてないです」と答えました。
そしたら、「それでは面接は出来ないので、お帰りください」と言われ、
意気揚々で臨んだ初面接は10秒で完全に終了したのでした。
だって持ち物に書いてなかったし俺悪くないしと帰りの電車ではふてくされていたのですが、冷静になれば、当たり前のことで、本当に自分が無知で何も知らず、そしてなんとかなると思って準備もしていないバカな大学1年生だったんだなと痛感した出来事でした。そりゃ落ちるよな、面接。
そして、そしたら、次はどうしようかな〜と考えていた時に、親からまだバイト決まっていないなら、おばさんがホテルで働いているからそこの面接受けてみたら?と言ってもらい、お、なんか面白そうだし、普段出来ない経験ができるかもと思い、そのホテルの面接にいくことにしました。
そのホテルの名前は、「ホテルニューオータニ」。ホテル業界では、帝国ホテル、オークラと並ぶ御三家と呼ばれる高級ホテルでした。
おばさんはずっとそこで働いていて信頼もある人だったのもあり、面接は無事に合格出来て、早速、ニューオータニでのアルバイト生活が始まったのです。
配属されたのは、ルームサービス。部屋に食事を届ける部署になりました。
ホテルの制服もカッコよく、髪を上げてホテルマンの格好になって働いていました。
ニューオータニは、本館のメインと別館のタワーと呼ばれる2つのホテルがあります。そして、それぞれに高級なレストランも入ってることから、ルームサービスの仕事は普段はそこまで忙しくありませんでした。
考えてみたら当たり前のことで、せっかく良いホテルに泊まったのなら、そのホテルの良いレストランで食事をするよなと。
ルームサービスを利用するのは、普段からホテル慣れをしているビジネスマンや高級料理食べ尽くしていて移動するより部屋で食べたい年配の方、そして、有名人、芸能人、あとは不倫している人(笑)ですかね。
場所が紀尾井町という立地なので国会議員の方も多かったですし、有名な社長もよく利用していました。あとはプロ野球チームが遠征で東京にきた時に泊まるホテルとしても年間契約していて、一時期はあるチームの選手がルームサービスを沢山使ってくれていました。
ミーハーな自分はそういう部屋には積極的に僕がいきますと言って会いに行ってました。笑
なんか東京だな〜と感じていたのを今でも覚えています。
また、もう1つ忙しくない理由としてはシンプルに、そんなにお客さんが泊まっていなかったというのがあります。
確か薄ら覚えている記憶だと、平日は空室率が7割とかだった気がします。初めて聞いた時に、全然泊まってないじゃん、と思ったことは明確に覚えています。
でも、そうなるとホテルは何で稼ぎを出しているのか?と気になった時に、一部のVIPとかよく使うお金持ちの方のヘビーユーズと、
一番大きいのは結婚式やパーティのいわゆる宴会で大きく稼いでいるということでした。
なるほどな〜と大学生ながら、ホテルなのに宿泊が稼ぎのメインではなく実は宴会がメインというのは大きな学びになりました。
もう少しアルバイトについては書きたいことがあるので、次回は、アルバイト編の続きを書いていこうと思います。
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