見出し画像

MOTU M2/M4をMacで使うとLoopbackが常に有効になるのを直す

問題

MOTU の M2/M4 は、他のオーディオデバイスのような、ハードもしくはソフトウェアで切り替えることで Loopback を On/Off するのではなく、Loopback 込みのチャンネル・なしのチャンネルが別れている設計になっています。Windows では問題ないのですが、 Mac だとチャンネルが一つしか表示されないため切り替えることができません。

画像2

下の動画でも同じことを言っていました。この方の言う通り、物はいいのにソフトウェアで損してます。

結論

まず、 Loopback が必要ないのであれば Driver を入れないことです。Loopback は Driver 側で制御しているわけですから、入れないと音が戻ってくることはないです。

ただ、既に入れてしまった場合削除は骨が折れます。アンインストールができるシステムはなく、自前でファイル群を削除していく必要があります。

じゃあ、 Driver を入れた上で Loopback をオフにするにはどうすればいいのか。

Mac アプリの Audio MIDI 設定から Loopback チャンネルを消音にすることで、 PC の音声がマイクに Loopback することはなくなりました。左ペインから M2/M4 を選んで、 画面中央のタブから 入力を選択。必要なチャンネル以外は、消音にチェックを入れます。

画像1

これで Zoom などで確認したところ問題なくマイクの声だけを届けることができました。ただ、私のローカルのみでしか検証していないため、確実性は保証できません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?