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【高知】軽トラの移動スーパー「とくし丸」がすごい!

こんにちは! 四国のまんなか、高知県本山町の貸し切り民泊『一軒宿さめうら』です!

皆さん「とくし丸」ってご存じですか? 軽トラの移動スーパーで、生鮮食品や冷蔵食品など、300品ぐらいを満載して、いわゆる買い物難民の方々が住む地区を回る、救世主のような軽トラです。

もともとは、その名のとおり「徳島」から始まった移動スーパー。うちの宿がある高知のお隣、徳島ですが、四国ってのは平たく言えば山なんです。沿岸部以外は、ぜんぶ山。ですから高知も徳島も、ちょっと内陸に入ると山ばかりで、必然、過疎化が進みまくっている地域です。

四国は山間部に集落が多く、過疎化が進んでいます

集落にお店もなくなり、買い物に行けない人たちが増えてしまう。車があればいいけど、高齢者で車の運転ができないとなると、本当に困っちゃいます。そういう、いわゆる「社会課題」の先進県である四国は徳島から始まったのが、軽トラの移動スーパー「とくし丸」。

最近は都会でも駅から遠いとかで買い物難民化している場所もあるので、見たことあるという人も多いかもしれませんが。

飲み物やお菓子はもちろん、肉や野菜も扱っている!

うちの宿の近くにも、とくし丸がやってきてくれます。うちの宿からは、このとくし丸の基地である「スーパー末広」までは車で3分ほどなので、車がある人なら簡単にに買いにいけますが、歩くとなると15分ぐらいかかります。なので、運転ができない高齢者には助かるシステム。

かくいう私も重宝していまして。ちょうど、民泊の清掃タイムに合ったりすると、お惣菜とか、おにぎりとか、昼休憩用に買っちゃいますね。

ところで、とくし丸の紹介をしようと思ってネットで調べていたら、驚いたことに、とくし丸の人は個人事業主なんですって。てっきり、とくし丸、もしくは基地になっているスーパーの従業員の方かと思っていました。

ホームページを見たら、これが面白いシステムで、とくし丸と契約した個人事業主は、スーパーと契約するんですって。販売代行という形なので、買取では無い。つまり、売れ残っても損にはならない。ざっくり、売上の17%が収入となり、週5稼働の平均月収(手取り)が27万円。

週5稼働のケース。赤枠は全国平均だそうです。

初期投資は70万円から。開業1年後の平均年収530万円。いや、これ良い感じのビジネスですね。

なんかとくし丸の宣伝みたいになっちゃいましたが。日本全国、めちゃめちゃ需要ありそうですけどね。スーパーが来ない小さい集落とか、たくさんあるし。移住して田舎暮らしをするにあたっても、一つの仕事の選択肢としてありありだと思います。

そして、これは利用してみないと分からないですが、本当に豊富なんですよ、商品が。下手なコンビニくらいあるんじゃないか、ってぐらい、すごい。あの小さな軽トラに、よくぞこれだけの商品が、と思います。トイレットペーパーとかも売っていますからね。

そんなとくし丸で買い物してみたい!という方、うちの宿の近くにも来てくれていますので。四国のまんなかでの滞在ついでに、田舎の移動スーパーを体験してみてください! それではまた!



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