第51週:バーベキューフェス(案)/カンボジア/ソフトバレー
2023年9月19日(火)
・高知県立大学のオンラインセミナーに参加。いくつかあるなかで、国際交流の分野を選んで聴講した。セミナーの内容は主に「留学」を通した国際交流分野での取り組み紹介で、留学生を受け入れる側としての課題として、宿舎が整備できないことや、日本語学習の環境づくりなどが挙げられていた。
・Q&Aセッションにて、地域の技能実習生たちと関わることについて授業の一環として取り組めないかと提案してみたところ、学生側にメリットを示さないと参加者が集まらないだろう、と返答をもらう。学生がメリットとして感じるかどうかも重要なポイントだと思うけれど、教育上のメリットとして学校側が捉えてもらえたら、とも考えた。(K)
2023年9月20日(水)
・「土佐市商店街等振興計画 ワーキンググループ」の2回目に参加。前回出し合った土佐市の強みと弱みをもとに、自分が主体的にやってみたいと思うこと(イベント、活動など)のアイデアを出し合った。
・私は「学校などで行っている定期的な部活動に実習生が参加する」「土佐 × アジアバーベキューフェスを開催する」などの意見を出してみた。メンバーの反応は「おもしろそうだけど、実現するにはハードルがある」という感じだった。その反応には、私も納得。学校の部活動に参加するには、受け入れる学校や生徒との関係を築いていく必要があるし、ベトナムやインドネシアなどの料理を食べたことがない市民も多い中で、それらの料理を扱ったイベントをするのは簡単ではない。なにか良い切り口をさがしたい。(M)
2023年9月21日(木)
・ニラ農家の森岡さんのところへアンケートに伺う。森岡さんのところでは、カンボジアからの実習生3人を受け入れている。これまで活動してきた中で、カンボジアから来た実習生に会うのは、この時が初めてだった。森岡さんにアンケートの内容を説明すると、「いろいろ聞いてあげて」と作業中の彼女たちに声をかけてくれた。カンボジア語版のアンケート用紙がないので、「やさしい日本語」版の用紙に記入してもらう。質問の意味を理解してもらうのが難しい部分もあったが、一つ一つ答えてくれた。土佐市での交通手段の質問のところで「高知市にいったことある?」と聞くと、「行ったことあるけど、遠いからもう行かない」と言っていた。
・アンケートのあと、森岡さんと話していると、「場所柄、地震がきたらとにかく高いところに逃げろと言っています」という言葉が出てきた。先のアンケートの「避難場所を知っていますか?」「避難準備をしていますか?」という質問に3人とも「はい」と答えていて驚いたが、森岡さんが教えていたのだとわかった。(M)
2023年9月22日(金)
・土佐市を盛り上げようと活動している「青年団」が定期的に行っているソフトバレーの練習に、実習生たちを誘ってみようという試みを実験的に実施。夜7時からの練習だけど、多くの実習生は次の日も仕事があるだろうし、わざわざ来てくれるだろうか、と心配していたが、実際には10人以上の実習生などが来てくれて、他にも青年団のメンバーやALTの先生、土佐市の監理団体であるふれあいのスタッフさんたちが参加した。最後には国別対抗トーナメント(ベトナム、インドネシア、日本+アメリカ)も行い、白熱した戦いの末、インドネシアチームが優勝!各国が円陣を組んだり歌ったりとかなりの盛り上がりをみせ、楽しい時間だった。実習生にとっては運動をしたり、いつもは合わない日本人(同世代の日本人と会う機会)になると思うので、今後も気軽に参加できるような会として実施できるといい。(M)