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記事一覧

本当に誰かを助けたいならサステナブルな仕組みを

本当に誰かを助けたいならサステナブルな仕組みを

「何か自分にもできることがないか?」と人の役に立とうとする気持ちは人を突き動かします。そういうパワーがある人は素敵だと思います。協力してくれる人だっているでしょう。一方で、偽善だと心のない言葉をぶつけている人もいるかもしれません。

やらない善より、やる偽善。
僕もそう思っていました。
もっと人のために何かしたいというビジネスの相談がありました。一通りのプランを聞いた後に、シェフはこう言いました。

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1日3回幸せを届けられるものはなーんだ? | #スキすぎてごめんなさい

1日3回幸せを届けられるものはなーんだ? | #スキすぎてごめんなさい

とつぜんですが、なぞなぞです。

1日3回訪れるものは、何でしょうか?

それは、食事です。不規則な生活で2食という方もいるかと思いますが、一般的には朝昼晩食べている方が多いでしょう。

そこで、質問です。

3食をなんとなく食べていないでしょうか?

時間がないから。お金がないから。美味しくないから。
様々な理由があるはずです。

僕は、料理人になって”なんとなく食べる”から脱却しました。シェフ

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今週行った場所。してたこと。vol.14

今週行った場所。してたこと。vol.14

その週に行った場所、してたこと、最近好きなもの、考えてることを書くWEEKLY BLOG。みんなとのキャッチアップはここで。

今週も愛を込めて♡

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生産者を巡るということ

生産者を巡るということ

昨日は佐賀にある牡蠣の生産者さん、海男さんのもとを訪ねました。

海男こと梅津さんは、すべて独学で牡蠣のいろはを学び、独自の手法で美味しい牡蠣を養殖していました。

牡蠣の成長過程を完全に把握して、どのタイミングで海から引き上げれば、透明感のある味わいになるのか、はたまた濃厚でミルキーな味わいになるのかを熟知しています。牡蠣の殻の形状まで狙って生育できるというのですが、その理由を聞くと我々でもなる

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アトリエスタッフ紹介

アトリエスタッフ紹介

こんにちは!スタッフめいです。
L'atelier de SHIORI Onlineが始まって早9ヶ月!😳
本日はいつもは裏方でみなさまになかなかご挨拶するチャンスがなかったアトリエのスタッフ・チーム九州のメンバーをご紹介させていただこうと思っております🎶

日々このメンバーでみなさまからのお問い合わせへの対応や、入退会などのサポート、また復習投稿などもみんなでチェックしたり、より生徒さんたち

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SHIORIさんラバーのはなし〜オンラインレッスン編〜

SHIORIさんラバーのはなし〜オンラインレッスン編〜

前回の続き。

それは去年の春のこと

世間は、新型コロナという未知のウィルスの話題で持ちきりで
自粛自粛自粛。。。からの緊急事態宣言。
とにかく暗いワードと先の見えない不安でいっぱいだったと記憶している。

ニガテなお昼ごはんをどう乗り切るか夫の仕事も基本テレワークになり
もうすぐ1歳を迎える双子の離乳食と、大人の食事作りに追われる日が続いていた。

私は昔から、お昼ごはんを考えるのがニガテで

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スリランカ #11 /  暮らすように旅する

スリランカ #11 / 暮らすように旅する

帰りは来た道と違う道を散歩気分で歩く。地上側にも遺跡や大きな岩などがあって素敵だから探検してみるといいと思う。

お堀のチェックポイントを越えて公園のような敷地内をゆったりと見て回っているとドライバーが近づいてきた。博物館も面白いから見てくるといいよと教えてくれたので、1人でちょっと散歩もする時間ももらって博物館へ向かった。

シーギリヤロックの歴史を知れる内容になっていて興味深かったけどそれより

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スリランカ  #7 / 嘘でしょ

スリランカ #7 / 嘘でしょ

パレードが始まるまでは1時間ちょっと。

1度外に出てしまうと戻ってこれないため柵の隙間から外にある出店で飲み物とスナックを買う。

外国人がまだ珍しいらしく何度か一緒に写真を撮って欲しいと現地の人に頼まれ、写真を撮ったりドライバーの彼の家族の話を聞いたりしてるとやっぱり足の指が痛む。一番の目的だったシーギリヤロックが登れるか心配になってきた。

彼にそのことを話すとなんで言ってくれなかったんだと

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#スキすぎてごめんなさい 〜clubhouseから始まる、熱くウザい食の波

#スキすぎてごめんなさい 〜clubhouseから始まる、熱くウザい食の波

なんでこんなことになったのかよくわからないままに、
私のスマホのカレンダーには最近、「#スキすぎPJT」の文字が刻まれるようになりました。
#スキすぎPJT 、そうこれはプロジェクト。
生まれたばかりの今は、仕事でもなくギャラもない、
義務でもないし、誰かから頼まれたわけでもありません。
それでもれっきとしたプロジェクトで、
最初のミーティング時から、メンバーたちの暑苦しさったらなくて、結果、

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出産が、運んできてくれたもの

出産が、運んできてくれたもの

9月のはじめに息子が産まれた。

産まれて間もない小さい赤ちゃんとの暮らしがこんなにも余裕のないものだとは知らなかった。この2ヵ月、知らなかったこと尽くしの新しい毎日を過ごしている。

産後すぐは、上(胸の張り)も下(会陰切開の傷)も痛い。骨盤から腰周りのどんよりとした痛み、頑固な便秘も続く。

体調が著しく不完全だ。
それなのに、違和感でしかなかったあの痛みを二ヶ月を過ぎた今はもう思い出すこ

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ロマチのすゝめ

ロマチのすゝめ

オットは本職美容師
ときどきプロアシスタント
毎日ロマチの顔を持つ。

ロマチとは
ロマンチストの略だ。
最大級の敬意を込めて、そう呼んでいる。

わたしという人間は、いつも少し先の未来を見ている。夢や目標、未来のしあわせの為に、とことんがんばることが好きなタイプだ。時に"いまを犠牲にすること"に目をつぶることがある。

一方のオットは、今この瞬間を存分に楽しみ、大切にしたいタイプであ

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大切なものは循環する

大切なものは循環する

今日、ひとつ歳を重ね、
わたしは36歳になった。

35歳は特別な年だった。

はじめての出産
しあわせの絶頂から
息子の先天性難聴が発覚し
悲しみの涙にくれる日々。
ようやく前を向きはじめた頃
コロナによって暮らしは一変した。

総じて、この1年で学んだことは
"人は前進できる、強い生き物"
ということだ。

息子の難聴発覚の悲しみを乗り越えて
前を向けたとき、ようやく先の暮らし方や仕事について

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からあげくんの誓い

からあげくんの誓い

気がつくと悲劇のヒロイン全開の悲しみに浸ってしまう自分と決別した。
わたしの心は晴れて元気だ。

不安が無いと言ったら嘘になる。
それでもわたしたち家族はいま
元気に笑って前だけを見て進んでいる。

息子の成長を喜び
その愛おしさを噛みしめながら。

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2019年12月4日。
もう少しで3ヶ月を迎えようとしている息子は病院にいた。大きすぎるベットに、広さを持て余しな

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