推しと同じ障害になった話

6月のある日。いつものように学校へ行く支度をして家を出ようと思った矢先、動けなくなるほどの倦怠感と極度の漠然とした不安に襲われ、結局その日は学校を休んでしまいました。その後数日間も症状は治らず、好きだったはずの歌も、好きだったはずのアニメやゲームも、何かしら行動するたびに不安が襲ってきてわけもわからず泣いてしまう日々が続いていました。たぶん精神がぶっ壊れていたんだと思います。

そして、6月末に「適応障害」だと診断されました。かつて芸能界を引退した推しと同じ障害でした。

あれから3ヶ月経ち、最近ではやっと朝から学校に行けるくらい回復はしてきたのですが、今でも漠然とした不安で眠れなくなるし、体調だって万全とは言えないし、何を以て「完治した」と言えるのかわかりません。

でもひとつ確実に言えることは、「推しのおかげで今日もなんとか生きている」ことです。今ではだいぶ精神的にも落ち着いてきて、推しが元気で活動していた映像を見て励まされています。

推しが自覚症状がある中でもライブに出て、最後のMVも体調を考慮しての別撮りで笑顔を届けていて。どれだけ大変で、どれだけつらかったか。同じ思いをしたからこそ、私もできることを少しずつ頑張らないと…と思うと、少し前を向ける気がします。

あなたが卒業したあとも、あなたに救われています。本当にありがとう。

まずは、もうそろ留年しそうなので単位を取るところから、ちょっとずつ頑張っていこうと思います。

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