合縁奇縁
合縁奇縁(あいえんきえん)―人と人とのめぐりあいや、気持ちがうまく合うのも合わないのも、すべて因縁によるということ。(コトバンクより引用)
まず。
3年間軽音できて本当によかった!!!!!!!!!!!!!
憧れの人の背中を追うように、軽音楽部に入部すると決意して早3年。途中で思うような活動ができず歯がゆい思いをしてきましたが、素敵な場所、素敵な人たちに恵まれて高校生としての軽音ライフを送ることができました。ここまで育ててくれたお父さんお母さん、本当にありがとう。あなたたちがバンドで出会って結婚したように、私も音楽でたくさんの出会いを経験しました。
私がとてもお世話になった場所というのは不思議な場所で、
「あのバンドがやってたあの曲はなんだろう」
「こんな素敵な文章を書いたのは誰なんだろう」
と、表現をきっかけに様々な人とつながることができるんです。デビューライブのときに他校の女の子に「歌めっちゃうまいですね!」ってどうしてもいいたくて頑張って声をかけたのが昨日のことのように思えます。その子がかの有名なあの子です。わかる人にはわかる。今まで対バンしてきた人達からも、たくさんの影響を受けてたくさんの刺激をもらって今の私が形成されているといっても過言ではありません。とても素敵な縁をありがとうございました。
話は変わりますが、3年間で突発バンド含めて色々バンド組んできて、所属してきたバンドで一番活動歴が長いのってたぶん菜箸(Phycho in the Bad City)なんですよ。菜箸というのも不思議なバンドで、部長会でギタボとドラムが出会ってバンド組もうってなってベースで呼ばれて入ったっていう勢いとノリで組んだバンドです。しかも何がすごいって、大概みんな弾けるし叩けるしのデキる皆さんなので曲決めで揉めた記憶がありません。そもそも曲の好みが近いんですかね。とても仲良しなバンド。バンド組みたての頃は学校の制約とかでかねこには本当に迷惑をかけたと思う。ここで謝っておきます。でも、2人が誘ってくれてくれたおかげでこんな素敵なバンドで卒業ライブできて本当に嬉しかった。入部したての頃は校外でバンド組むなんて思っていなかったし、その校外バンドで卒業ライブ出るなんて思っていなかったし、曲作るのも、憧れのバンドの曲をカバーするのも、「いつかできたらいいな」で終わっていた夢たちを叶えさせてくれてありがとう。
縁というのはとても不思議で、様々な思いが交錯して、うまくつながって初めて縁になるんです。もしあのとき縁が繋がらなくて菜箸に誘われていなかったら、きっとこんなに素敵な軽音生活ではなかったでしょう。この素敵な場所で繋がった素敵な縁を大切に、新しい場所でも頑張っていければと思います。
愚か者が住むこの街で、また会える日まで
菜箸のオリジナル曲「愚か者が住む街」の一節です。ライブとはlive、生きることだと誰かが言っていたので、生きてさえいればまたどこかで皆さんに会えると信じていますし、案外すぐ再会できるかもしれません。
だからまた縁が繋がるその日まで、どうかお元気で。