辞める才能
皆様お久しぶりです。tory-changと申します。(とりちゃん、と読みます)
本日は私の所属する合唱部の引退式があり、ちょっと想いを馳せたくなったのでこうして文章を綴っています。殴り書きに近いものになるかと思いますので、構成も何もありません。それでも読んでくださる方がいましたら、このまま文章にお付き合いくださいませ。
個人的な意見ですが、おそらく、引退に際するひとことランキング第1位は「辞めようと思ったこともあった」だと思うんですよ。でも、実際に退部届を出したりせずに、諦めずに部活を最後まで続けた。これって才能なんじゃないかと信じています。「物事を投げ出さずに最後まで向き合う」って、当たり前のように思われがちですけどそうではなくて。引退に至るまでの嬉しいこと、苦しいこと、全部飲み込んでこの節目を迎えたわけですから、「お疲れ様でした」なんて言葉では片付けられないです。でも、それ以上にいい言葉が見当たらないから「お疲れ様でした」で済ますんだと思います。
ここから先は、「部活を辞めようと思ってる人・辞めた人」に向けたものです。具体的に言うと部活を辞めた友達に向けて言ったことそのまま書きます。興味ない方はスルーしていただいて構いません。
どう言った理由であれ、部活を辞めるってそれなりの勇気がいることだと思います。先程「部活を引退までやるのは才能」だと述べましたが、「物事を辞める」こともまた才能だと思っています。つらいものを「つらい」と言える、今やっていることが自分に合っていないってわかっている、それってすごいことだと思います。たくさん悩んで、気持ちを言葉にして、それを実行に移せるのも誰でも出来るわけではありません。少なくとも自分はできないタイプの人間です。
部活を辞めて空いた時間、勉強に充てるのも、バイト始めたりも、時間がなくてできなかった「やりたいこと」に挑戦してみるのも、当人の自由です。挑戦してみて自分に合わないと思ったらそこで辞めればいいし、楽しいと思ったら続ければいいし、1度辞めたものもまたやりたくなったら戻ってくればいいし。あなたの人生なんだから多少のわがままは世の中が許してくれるはずです。
もし「始めて、やめて」の繰り返しの中で、また部活やりたいと思ったら戻ってくればいいし、他に熱中するものが見つかったらその道で頑張れや。応援してるからね。
長々と書きましたが、これで合唱部の人数が一気に減ってしまいとても寂しくなりました。もし興味ある方いたら見学だけでも来てみませんか?連絡待ってます。
こんなオチもへったくれもない文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!!