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2024年1月期通期決算及び業績予想発表後の質疑応答集公開と所感



通期決算発表後(3月15日発表)のIR状況について

通期決算発表後は以下のIR活動を進めています!

・ログミーファイナンス 個人投資家向けセミナー(実施済)
・イベントス 個人投資家向けIRリアルセミナー(4/14)
・日本証券新聞社主催 個人投資家向けIRセミナー(4/25)
・グロースキャピタル 個人投資家向けIRセミナー(4/30)

過去あまり登壇していなかったセミナーへの登壇です。

また、同時に機関投資家さんとの1ON1も進めており、またセミナーは今後も登壇するのですが、ある程度質疑応答が増えてきたので、今回は現時点までの質疑応答を開示しました。


セミナー参加で多く頂いた質問の質疑応答を公開しました👇

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS01846/96c08e6b/4a96/447d/9957/094d9919396b/20231023160250967s.pdf

今回の記事では2024年1月期通期決算主体ですが、2025年1月期業績予想および配当予想、VISION2030の中期目標等に関する質疑応答もございます!(業績予想のVISIONについての記事は別途アップ予定です)


質問の傾向

2024年1月期の決算数値、2025年1月期業績予想および配当予想も同時に発表しているので質問は多岐にわたっています。
今回はもう1点特徴ありまして過去は当社を定点観測している方からの質問が多かったように思えますが、今回は当社を初めて知った方からの基本的な質問も多かったです。

当社を初めて知った方からの質問増加の背景

その背景として1月19日にAWS(Amazon Web Services, Inc.)が日本への 2 兆 2,600 億円の投資計画を発表 2027 年までに国内クラウドインフラに継続投資を発表しました。

AWS は独立系ソフトウェアベンダーとシステムインテグレーター 10 万社からなる AWS パートナーネットワークを通じて、国内外のパートナーコミュニティと連携しています。つまりAWSをもっと国内で活用するにはこういったパートナーが必要であり、当社はAWSのパートナーでもあることから、投資家さんがでは、パートナー企業の業績にも影響するのでは?と思惑から今まで当社をご存知なかった方々も当社を見つけたという仮説をたてています。実際にその日から急激に出来高が醸成されています。

AWSのニュース👇️

ニュースとともに上がった出来高



通期決算トピックス

昨対での成長性はどうか?
連結では売上・利益ともに過去最高でした。
3事業ともにオーガニックで順調に成長していますが(特にWebソリューション事業)、デジタル人材育成派遣事業においては、昨年度にM&Aを行い、今期は通期で寄与する事もあり大きく増収・増益しています。オンラインゲーム事業に関しては売上は昨年と同程度であるものの、運営効率化等で利益体質へなっております利益面での貢献が大きかったです。


発表している業績予想に対してどうか?

売上は若干の未達であるものの、利益面について、上回ることができました。これはWebソリューション事業が引き続きセグメント利益を確保していること、オンラインゲーム事業において売上は未達であるものの、運営効率化で利益体質への変換がなされ貢献したことが大きいです。デジタル人材育成派遣事業は計画どおりに着地しています。


配当金も予想どおり半期・通期で実施


セグメント別の詳細等はIR頁の決算説明会資料をご参照ください!👇️

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS01846/0c4e8257/59b2/4360/aeb2/b2f415be6875/20240314150615980s.pdf

また、今回の決算発表では2025年1月期業績予想および配当予想も同時に発表しています。また中期的な目線で「VISION2030」も発表しています。こちらはまた別途記事を書きますのでこちらでは割愛します。


所感

個人的な感想としては若干悔しさの残る決算発表になりました。売上は発表している業績予想に若干ではあるものの未達になっているからです。売上が達成であれば、利益面でももう少し上振れできたの可能性も大きかったからです。

もちろん人的資本へ投資を継続しながら、またオンライゲーム、受託開発という売上計上されるタイミングをコントロールすることが難しい事業を営んでいますし、プロジェクトを推進しているメンバー負荷を考えると悪くはない数値であると思っていますが、あと少しだったからこそ、達成していればまたそれが成功体験へと繋がるからこそ悔しいですね。

また、成長戦略においているM&Aの実施が2024年1月期は実行出来なかったことは非常に悔しい点です。当然、案件のソーシングは代表が率先して行っており、M&A 市場環境も活況で案件の供給はあります。しかしながら M&A はデューデリジェンスでリスクを排除すること、適正価値であること、M&A 後に事業統合フェーズで大過なく統合できること、シナジーを産める確度が高いこと等、慎重に検討する必要があります。今後早い段階で実施ができるよう引き続き進めていきます。

通期決算については、投資家さんがどう見ていたかは?は質疑応答ややりとりの中からは、上期上方修正した際に通期は据え置いていたので、すでに織り込み済みであるとの感想などは頂きました。

また別の記事で

・2025年1月期業績予想および配当予想
・VISION2030

についてアップしますのでお待ち下さい!


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