あいちゅーばー開発者オフ会#2に参加して

「あいちゅーばー開発者オフ会」に参加しましたので、お聞きしたこと、お話したことをまとめておきます。
眠い中で適当に書き出したので、メモレベルです。

本題

AITuberのコラボ規格

LTの中でAITuberのコラボ規格のお話が個人的には興味深かったです。
自分も何かしらのコラボツールは必要だと思っているので、どういった形で発表されるのか楽しみです。

また、交流中にDiscordを使って、音声とテキストを同時にやり取りできれば、VTuberのコラボぽくていいですねという話も出ました。また、ただの掛け合いだけでは面白くならないので、発話のタイミングや割り込みなんかも調整したいなと。
とりあえず、Discordを使ったやり取りは複雑な処理をしなければサクッと実装できそうなので、近いうちにやりたいと思っています。(誰か実験に付き合ってください…)

記憶の問題

みなさんが問題としていたのが、記憶(特に長期記憶)の問題でした。
ベクトルDBから、どうやって検索をかけるのかなど中心に話題が広がっていた印象です。
ツリー形式が将来性がありそうという話になりながらも、実装例がないので手が出ないです。
自分も研究・調査段階なので、なにかいい方法があれば教えてください…

開発環境

自分はdocker+vscodeで開発していますが、多分少数派だと思われます。
ローカルに直接pythonを入れて開発されている方が多そうです。
フロントについては、OBSで作製している人が大多数だと思われます。

あとAIの処理については、LangChainを使っている人が多数でしたが、どこまでカスタマイズするかによって、どのChainを使うかなどの差異はありました。
また、カスタマイズしたいから自作する予定という方もいました。

Dockerわからない、教えて!という希有な方がいれば、twitterなりdiscordなりでご連絡ください。できる範囲でご協力します。

歌動画は伸びる?

歌動画やMVを投稿されている方によると、歌動画による流入は結構あるようです。エンタメとしてはかなり良さそうだけど、個人的には「AI」Tuberとしての個性が出せないから、うぅーんと思ったりしています。

立ち絵関係

Talking Head Anime3やLive2dの自動生成などの話題が上がりました。
現状、自分はsdで作ったイラストをinpaintで差分作成してブラウザ上で重ねているんですが、コストかけずに目パチ・口パチさせるのならこれが一番楽だと思います。

どのマーケットに売り込むの?

コラボ規格の話から、複数AIで配信したり、複数AI+VTuberというのがいいのではという話になりました。可愛い子が話してるだけでコンテンツになるので、これは正しそう。
あとは、女性向けに男性AITuberユニットとか作ったら、今とは違う層へ売り込めそうという話になりました。

そもそもAITuberってどこに向かって開発してる?

AITuberに自分を写すため、パートナーにするため、エージェントとするためなどなど、人によって向かう先は様々のようでした。
自分的には下記の記事に色々書いてありますので、お時間があればどうぞ。

AITuberと「うちの子文化」

AITuberのランニングコストの話になりましたが、我が子の食費だと思えば安いという話になりました。自分も含めその場にいた開発者の間では共通の認識だったのが面白かったです。
とはいえ、ChatGPTのAPIの価格も下がってますが、AITuberは無理のない範囲で運用しましょう…

AITuber×「xxx」

エンタメ性に限界があるAITuberの現状を打開するために、AITuber×「開発者の趣味」で戦ってはどうかという話が上がりました。個性が出るし、モチベにも繋がりそうなので、ありだと思います。

Twitter問題

Twitterに毎月API使用料を払うのは無理という話です。
でも、配信外での手軽な交流はほしいので、Discordボットや自作Webページなんかで対応できないかなと思ってます。いっそのことAITuber専用のSNSがあっても良いよね。

まとめ

全体の印象として、いろんなバックグラウンドの人がAITuberに興味があるor運営しているんだなぁと感じました。また、個人開発者が多数で、ちょっと企業の人がいるかな?って感じでした。

各分野の方や各AITuberの開発者の方と直接お話できて、モチベも上がり、色々とアイデアを得ることもできました!
お話させていただいた皆様ありがとうございました!
次回は8月に開催予定ということで、楽しみにしています。


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