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ドラッカー流:成果をあげる時間管理術

 経営者の仕事は「決断する」ことです。外部環境、トレンドを見定めて自社の事業を見つめ直し社員に意欲を促すことが必要です。そして社員はセルフマネジメントの元で業務を遂行し、マネージャーはその業務プロセスを管理することが理想的な仕事のあり方だと思います。そのため、経営者が捉える「変化」、そして「決断」というものはとても重要になります。

 ここでは社員が成果を上げるために重要な点をあげてみたいと思います。私の場合、日々社内外からアポイントや会議が入るわけですが、その都度手帳に書き込んでいきます。そして空いた時間に勉強やスキルアップ(英会話等)のスケジュールを立てます。つまり、空いた時間にやりたい事を入れていきます。しかし、これは間違いです。これでは自身が狙う成果は上がりません。本当に成果をあげる人は仕事からスタートするのではなく、時間からスタートします。一言で言いますと、空き時間を先に作って仕事をいれていく流れが好ましいのです。このスタートラインの違いは、意識の違いを生みます。この発想は非生産的な仕事を破棄していくことにつながります

以下の質問から現状の時間管理を見直すことができます。私自身も多くの学びを得ました。

問い1. あなたの会社で、かける時間やコストを半分にしても効果が変わらない業務があるとすれば、何ですか?

問い2. あなたの会社に、かける時間やコストを2倍にすれば、効果が格段に上がる業務があるとすれば、何ですか?

問い3. 昨日1日の仕事を振り返ってください。どんな仕事に、どのくらいずつ時間を使いましたか?

 いかがでしょうか?見直すべき点等があればそれを継続すべきか、破棄すべきか確認してみるといいのではないでしょうか?

今日も素敵な一日をお過ごしください。

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