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同級生のIH

何ヶ月ぶりだろうか、同級生のIHから電話があった。ボクが北海道に移住してからはすっかりご無沙汰だが、たまに思い出したように電話をくれる。

IHとは中学の同級生、高校では同じクラブに入っていた。以前もnoteに投稿したが、成人の日を温泉で迎えたうちの一人だ。

あんまり珍しいので、電話が鳴ると「まさか…」と勘ぐってしまう。というのも、女子の厄年の頃だったと思うが、同級生が一人亡くなった。そのとき、クラス全員が集まって供養した。それ以降、同級生から電話が入るとまずそのときのことを思い出してしまうのだ。

電話の内容は「今はこうしている」「あいつはこうしている」と地元に残っている他の同級生の近況も教えてくれる。「次の連休は帰るのか?」と聞かれるのはうれしい反面、「まだ予定ないわー」と返すのもいつものことながらさみしい。


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